FIAフォーミュラE世界選手権は3月30日、今シーズン第5戦東京E-Prixを開催する。
本格的な四輪競技において日本で初めての市街地レースとなるこのイベントの注目度は高く、これまでに一般販売した観戦券は即売り切れとなるなど話題になっている。
東京E-Prixは東京ビッグサイトを中心として、その敷地と周辺道路を使ったコースを舞台にレースを行う。
その一方で、東京ビッグサイトの東展示棟4~6ホールには、さまざまなアクティビティを楽しめるエンターテイメントスペース『アリアンツ・ファンビレッジ』が設けられるが、イベント当日はこのエリアが無料開放されることが決定した。
通常、ファンビレッジはチケット購入者しか入れないエリアだが、過去2回のチケット発売がいずれも即完売となったことを受け、主催者の「日本のファンにフォーミュラEを体感してほしい」との思いから、今回の無料開放に至ったという。
ファンビレッジから直接コースを見ることはできないものの、会場内の巨大スクリーンでレースのライブビューイングが行われる予定となっており、チケットを手に入れられなかった方もフォーミュラEの観戦を楽しめる。
ファンビレッジにはライブビューイング以外にもコンテンツが充実している。
現行マシンである第3世代マシン“GEN3”の展示や、東京E-Prixのコースを体験できるレーシングシミュレーター、タイヤ交換の速さを競うタイヤ交換チャレンジなど、フォーミュラEとレースのカルチャーに触れることができるコンテンツが用意される。
また、モータースポーツのスリルとポケモンの世界観が融合したキッズゾーンも設けられる。こちらには、でんきタイプのポケモンに囲まれたコースで電動カートを楽しめる『ポケモンエレクトリックサーキット』や、GEN3マシンとポケモンのデザインにぬり絵ができる『ポケモン ぬり絵ウォール』、でんきタイプのポケモンに囲まれたGEN3カーのオリジナルデザインの前で記念撮影ができる『ポケモンオリジナルフォトスポット』などを楽しむことができる。
ステージエリアでは昨年リリースした1stアルバム『NO.A』が各チャートにて上位を獲得するなどして注目を集めているNOAなどがパフォーマンスを実施するほか、フードコートや選手権のパートナー企業がブースを出店するパートナーゾーンも設けられることとなっており、幅広い世代が丸一日イベントを楽しむことができる。
先述の通り、ファンビレッジからは直接コースを見ることはできないが、パブリックビューイングでレースをリアルタイム観戦が可能なほか、レース後の表彰式も見られる。フォーミュラEの雰囲気を味わいたい方はレース当日、東京ビッグサイトに足を運んではいかがだろうか。
■アリアンツ・ファンビレッジ概要 ●実施日時:2024年3月30日(土) 7:00~18:00(※アクティビティの開始は 8:00~) ●会場:東京ビッグサイト東展示棟 4~6ホール ●入場料:無料