フィアット「パンダ」後継モデルを開発中!より大型の電動SUVに進化する!? これが市販モデルの予想CGだ!!

フィアット ニューパンダ 予想CG
フィアットは2023年12月、コンパクトクロスオーバー「パンダ」最終モデルとなる『パンダ クロス4X4』を発売、0.9Lツインエアエンジンの生産が終了に伴い、この限定車がパンダ最終モデルとなったが、すでに後継モデルに着手している。すでにパテント(特許画像)が流出しているが、それをベースにKOLESA RUが市販型の予想CGを制作してくれた。

これが次期型「パンダ」になる!? フィアットがコンセプトカー5車種を発表!市販モデルは2024年7月から始まり2027年までに順次正式発表される

フィアットは、同ブランドで人気のある小型ハッチバックモデル「フィアット・パンダ」にインスパイアされた新型コンセプトモデルファミリーを発表した。今回発表されたモデルは、シティカー、ピックアップ、ファストバック、SUV、キャンピングカーのコンセプトモデルで、市販モデルは2024年7月に発表される予定で、その後2027年まで毎年新型車が発表される予定だ。すべての新型車は世界中のユーザーに提供することを目的に、生産に有利な共通のグローバル・プラットフォームを採用している。また、パワートレインも電気自動車、ハイブリッド車、およびICE(エンジン車)に対応し、ユーザーの居住地を選ばないラインナップとなる。

後継モデルでは、シトロエン「e-C3」と同じEV対応プラットフォームを採用。より大型のクロスオーバーSUVとしてリボーン、「New Panda」(ニューパンダ)と呼ばれることになるという。
「Auto News」によると、後継モデルはシトロエンe-C3と同じ低価格の「ステランティス・スマートカー・プラットフォーム」をベースに開発されており、現在のパンダが生産されている南イタリアのナポリ近郊のポミリアーノ・ダルコ工場ではなく、セルビアで生産される予定だという。

フィアット・パンダクロス4X4

予想CGは、同ブランドが2019年に公開した「コンセプト・チェントヴェンティ」(Fiat Concept Centoventi)に似ていることがわかる。しかし、バンパーに配置されていた正方形のLEDは、長方形に変更され、ヘッドライトはよりシャープに変更、LEDデイタイムランニングライトはストリップバーで接続されている。

フィアット・ューパンダ予想CG

側面では、コンセプトでフラットだったウエストラインが、後方へ向け上昇、従来のドアハンドルが装備され、キャラクターラインも新たに配置されている。後部では、コの字型テールライトが正方形に新設計され、スリムなLEDライトバーがその中心を走っている。

フィアット・ニューパンダ予想CG

ボディサイズは「e-C3」と一致するとすれば、全長は4000 mm (157.5インチ)強、ホイールベースは2540 mm (100インチ)になる。これは、既存のパンダの3650 mm (143.5インチ)、および2300mm(90.6インチ)に比べて大型化され実用性が高まる。

シトロエンe-C3

またスペックも同様に44kWhバッテリーパックと、198マイル(320km)の走行が可能となるが、より小型のバッテリーで124マイル(200km)の航続距離を備えるエントリーモデルもラインナップ予定だという。

パンダ後継モデルの登場時期だが、現行型モデルの販売が好調のため、予想より遅れて、2025年後半以降になる可能性もありそうだ。

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フィアット パンダ クロス4X4

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…