この新型モデルは「ビジョンAMGコンセプト」の市販バージョンと見られており、2025年に発売が計画されている。同ブランドでは、この事実を正式に認め、プロトタイプの画像を公式リークした。
初期プロトタイプのため、カモフラージュが厳重だが、エクステリアデザインは印象的な「ビジョンAMGコンセプト」からかなりのインスピレーションを得ていることがわかる。これはロングノーズ、空力的なルーフラインにより強調され、AMG「EQS」よりかなりスポーティーな印象だ。
詳細は不明だが、新開発された「AMG. EA」アーキテクチャを採用した最初のモデルとなり、初のフルエレクトリック専用AMGモデルとなる。専用プラットフォームは、パワーと敏捷性の両方を優先した、ワンランク上のドライビングエクスペリエンスを提供することを約束してくれるという。
これまでの報道によると、英国に本拠を置くブランドYasaの軽量電気モーターと、米国に本拠を置くSila Nanotechnologiesの高密度でスリムなバッテリーパックが組み込まれる予定だという。噂される最高出力は1014psに近く、すでに832psという驚異的な馬力を誇るICE搭載プラグインハイブリッドのメルセデスAMG「GT 4ドア63 S 4MATIC+ Eパフォーマンス」よりも大幅に強力になるという。
市販型では、最近フェイスリフトを終えたAMG「GT 4ドア」のフルエレクトリックバージョンとなり、しばらくは併売される予定だ。
ワールドプレミアは2025年、最終的な車名は判明していないが、ポルシェ「タイカン ターボGT」のニュルブルクリンク記録を塗り替えることを目指しているのは間違いない。