初代エクスプローラーは1990年に「ブロンコII」後継モデルとして登場した。以降米国市場では、SUV売上げ14年連続1位に輝くなど絶対的地位を確立しており、現行型となる第6世代は2019年に発売された。
お馴染みKOLESA RUから協力を得た予想CGは、「マスタング」第7世代からインスピレーションを得ていることがわかる。マスタングとエクスプローラーは本質的に異なるモデルだが、特定のデザイン要素は両方のモデルをシームレスに補完している。
フロントエンドでは、上部に3連のLEDデイタイムランニングライトを配置したスリムなヘッドライトを装備。グリルには「FORD」のロゴを配置、コーナーエアインテークもマスタングと同じ形状であることがわかる。またボンネットにはエンジンルームを快適に保つためのエアスクープも配置されている
足回りでは、ブラックとシルバーでカラーされた5本スポーク、ロープロファイルタイヤが装着されている。
最新のエクスプローラーには、最高出力300ps、最大トルク420Nmを発揮する2.3リットル直列4気筒ターボチャージャー「EcoBoost」エンジン、上位には最高出力400ps、最大トルク563Nmを発揮する3.0リットルV型6気筒を搭載した「ST」がラインナップされている。フルモデルチェンジでない場合は、これらがキャリオーバーされると予想されるが、果たしてマスタングの5.0リットル自然吸気コヨーテV8が移植される可能性はあるのだろうか、注目される。