決定したデザインのトートバッグは、2024年3月23日以降にMINI正規ディーラーにてノベルティとして活用
『MINI GIVEAWAY 2024 TOTE BAG DESIGN PROJECT』 は、2023年9月にドイツにて世界初披露されたThe New MINI Family とMINIブランドコミュニケーションに掲げる“BIG LOVE”の世界観を、世代を超えて幅広い方々に知ってもらうために企画。学生が応募した作品のなかから優秀作品を選定し、2024年3月23日以降にMINI正規ディーラーにてノベルティとして活用していく予定。このような取り組みはMINI ブランドとしては初の試みだ。
このたびMINIとコラボレーションした宝塚大学東京メディア芸術学部は、マンガ、イラストレーション、ゲーム、アニメーション、メディアデザインの5つの学科があり、それぞれの分野において第一線で活躍するクリエイターが教員を務め、学部のある東京都新宿区をはじめとする様々な取り組みを外部とコラボレーションして活動している。
産学連携プロジェクトメンバーの宝塚大学とMINIブランドの関係者らによる選考の結果、応募総数75作品のなかから最優秀作品として3作品のトートバッグデザインが選ばれた。最優秀賞の受賞者コメントと、最優秀作品に対する評価コメントは以下のとおり。
■最優秀作品名:『find life style』
宝塚大学東京メディア芸術研究科1年生
呂 恬娣(ろ・てんだい)さん
●呂 恬娣さんのコメント
「MINIトートバッグデザインで最優秀賞を受賞できたことを大変光栄に思います。
このデザインでは、MINI製品の独自の感触やエッセンスを最大限に引き出すことを目指しました。デザインの際、言葉の説明を必要とせず、直感的にMINIの理念や特徴を感じていただけるよう心掛けました。
日本でのMINIトートバッグデザインでの受賞は、異なる文化や背景を持つデザイナーとしての自分にとって非常に意味深いものです。MINIのブランド価値観と自分のデザイン哲学が認められ、評価されたことを嬉しく思います」
●デザイン評価
The New MINI Countrymanと雄大な自然のコンビネーションで、すっきりとした線でまとめられているが、ワクワク感も同時に感じられた点が高く評価された。
■最優秀作品名:『BIG LOVE』
宝塚大学東京メディア芸術学部3年生
今村朋香(いまむら・ともか)さん
●今村朋香さんのコメント
「私はMINIブランドの、『みんなの違いをみんなのパワーに。』という、認め合いを超えた考えに共感を得ました。この大きな共感を『BIG LOVE』と絡め、今回のデザインに至りました。様々なLOVEをトートバッグに散りばめましたので、受け取った方々に少しでも楽しい気持ちをお届けできるトートバッグになっていたらと思います。最優秀賞を頂けて、大変光栄に思います。今回得た学びを活かし、これからの創作活動に励んでいきたいです」
●デザイン評価
『BIG LOVE』は、MINIが掲げるコミュニケーションメッセージ、“BIG LOVE“を作者自身で解釈し、自分らしく表現した点やデザインのまとまりの良さが高く評価された。
■最優秀作品名:『absorbed』
宝塚大学東京メディア芸術学部3年生
金子奈央(かねこ・なお)さん
●金子奈央さんのコメント
「MINIのホイールデザインを拝見した時に目線が吸い込まれていくような魅力を感じ、そこから着想を得て制作しました。
大きく配置したホイールに合わせて、車を側面から見たシルエットはそのままに正面から見たMINIの顔も盛り込むことで、普段は同時に見ることの出来ない2つの要素を楽しめる不思議なデザインになったかと思います。
これらを版画のようなタッチで描いて個性的で独特な雰囲気を醸しつつ、画面左上に流れていくような線を意識することで私が車を見た時に感じた、引き込まれるような感覚も再現しています。
また、若年層の認知を広めたいというお話から20代~30代をターゲットに目を引くデザインにしたいと考えながら制作しました。そのため、社員の皆様で投票を行なった際にこのデザインが若い年代の人からの票を集めたとお聞きした時は、その想いが伝わったようで胸がいっぱいになりました」
●デザイン評価
『absorbed』は、MINIの個性が光るポイントをしっかりととらえ、また版画スタイルという日本らしい画法を融合させることで、日本でのMINIらしさ、を表現した点が多くのお客様にも共感いただけるのではと評価された。