電気でクルマの錆を防ぐ!? 錆止め装置『ラストストッパー』でボディのアンチエイジング!【CarGoodsMagazine】

バッテリーと接続することで微量の電子を発生させ、それをボディに常時巡らせることで金属の酸化を防ぎ、錆を付きにくくしてくれる。
安全装備の普及や資材高騰の煽りを受けて新車価格が上昇している昨今。愛車を長く乗り続けたいというニーズが高まっている。一昔前にクルマの寿命といわれていた10年10万kmは過去の話といっても過言ではない。しかし愛車に長く乗ろうと思うなら、相応のメンテナンスが必要になる。エンジンやサスペンションはもちろん、クルマの骨格ともいえるボディについても然り。年式が古いクルマはもちろん、海岸沿いや積雪地帯で使用しているなら錆対策を講じる必要があることも知っておきたい。潮風や融雪剤に含まれる塩分の影響で、錆の進行が促進されてしまうからだ。

電子の力でクルマを錆びにくくする優れもの

そもそも、なぜ錆が発生するのだろうか。飛び石や塗装の経年劣化によりボディ表面の防錆剤が剥がれて、鉄板が露出してしまうのがその原因。空気中には酸素と水分が含まれているため、鉄は酸化して錆びてしまう。
そこで注目したいのがツーフィットの『ラストストッパー』。電子の力で錆を予防するお助けアイテムだ。そのメカニズムを簡単に説明すると、クルマのボディに電気を流すことで電子を補充。酸素との結合を防いでくれる。要するに電子の力でクルマ自体を錆びにくくしてくれる装置と考えればいい。

愛車の大敵である錆を防止してくれるToFiT『ラストストッパー・ヘビーデューティータイプ 46-4201A(実勢価格:2万7500円/税込み)』。軽自動車・リッターカー用やレギュラータイプも用意する。

じつは電子の力が錆を抑制することは化学的に証明されており、欧米では50年も前からコンビナートや地下パイプライン、海沿いの水道施設や橋ゲタの腐食予防に活用されてきたという。そうした技術を応用したのがラストストッパーというわけなのだ。

取り付け簡単!バッテリー上がりの心配もなし!

ラストストッパーは約20年に渡りクルマ好きに愛されてきたアイテムだけに信頼性も抜群。しかも改良を重ねることで、着実に進化してきた。バッテリーの電気を使用して作動するが、必要とする消費電力は3〜12mAとクルマの時計くらい。省電力設計なうえにバッテリーあがりを防ぐオートプロテクト機能も付いているので安心。

本体は非常にコンパクトなうえに薄型設計なので、装着場所に困ることもはいはず。取り付けに際して特殊な工具を用意する必要もない。

取り付けも至って簡単。ラストストッパーの電源を取って、車体のアースポイント2箇所に配線を繋ぐだけ。DIYに慣れていないひとでも、チャレンジできる手軽さだ。
下まわりやジャッキアップポイントなど、普段は見えない箇所で錆は発生するもの。しかも一度発生すると加速的に広がってしまう。大切なクルマのボディだからこそ、取り返しがつかなくなる前にラストストッパーでしっかりと対策しておきたい。

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