新型の速度違反取り締まり機にも対応する警報通知の精度が魅力! ブリッツ『タッチレーザー』シリーズ【カーグッズ・オブ・ザ・イヤー傑作選】

2023年を象徴する傑作品は、先を見越す先進製品でもある。その顔ぶれを見れば、2024年の風潮も見える! 創刊25年目を迎える専門誌が選んだ「カーグッズ・オブ・ザ・イヤー」をここでプレイバック。新周波にも即対応する矢継ぎ早の連続アップデートを行うブリッツ・タッチレーザーシリーズが、レーダー探知器に新風をもたらす!

創刊25年の老舗カー用品専門誌が選ぶ2023年「カーグッズオブザイヤー」10アイテムはこれだ!【CarGoodsMagazine】

創刊以来、早四半世紀あまり。代々カーグッズを見続けてきた専門月間誌の経験から、より新しく、登場意義を持った2023年を象徴する傑作をここで讃えたい! このご時世、選ばれしグッズとはどんな顔ぶれか!? いざ確認だ。

今後の新型速度取り締まり機増加まで見据えて先手を打つ意欲モデル

従来のレーダー式速度取り締まり機はもちろん、レーザー式にも対応するレーザー&レーダー探知機、ブリッツの『タッチレーザー』シリーズは、ここ最近で頻繁なるニューモデルを投入してきた。
現行最新モデル最大の特徴は、北海道などの一部地域で稼働が見られ、今後の増殖が予想される MSSS新周波数帯の速度取り締まり機にしっかりと対応している点だ。この速度取り締まり機は、小型移動タイプで走行中に見つけにくいうえ、複数の周波数を可変して使用するために、従来のレーダー探知器では探知できないことがあった。

BLITZ『Touch-LASERシリーズ TL243R/TL313R/TL403R(実勢価格:2万6800円/3万4800円/3万7800円/税込)』
速度や加速Gといった情報を元に、独自のアルゴリスムによって不要な警報をカットするフルオート機能を装備したことに加え、最新型ではMSSSによる新周波を使った新型取り締まり機にも対応。現代の道路事情に即した探知機性能を備えている。

しかも、新『タッチレーザー』シリーズでは独自機能としてMSSSの受信感度設定で、感度設定が可能。新周波数MSSSの警報を優先するか、誤警報を低減するかを好みで2種類から選ぶことができるのだ。
また、独自アルゴリズムで状況に応じて不要な警報をカットし、必要な情報だけを提供する「フルオート機能」を搭載。これにより、面倒な設定をすることなく警報による騒がしさを軽減。運転者はもちろん、同乗者も快適に過ごせる点は従来モデルからの美点だ。

適合車両に専用の別売アダプターによりOBDⅡ接続することで、車両より情報を得ることがで、GPS信号が途切れても自車位置を見失わない。さらに、純正メーターでは表示できない車両詳細情報も最大で205項目もリアルタイム表示可能になる。

通常走行時にはその存在が控えめながら、いざというときはしっかりと探知してくれる安心のレーザー&レーダー探知機は、安全運転の強い味方になってくれるだろう。

永年に渡る電子パーツ開発の実績が活きる、ハイスピードかつ柔軟な意欲的製品リリース

実は、ブリッツがレーダー探知器を販売し始めてからまだ2年も経っていない。スタートは2022年。ほんのちょっと前のことだ。
「始めた経緯としては、OBDコネクターの利便性をより多くの人に使っていただきたいというのがまずあります。もちろん昔からモニター製品はずっとやって来たんですけど、レーダー探知器に機能を統合することで、より多くの方にブランドを知っていただけるんじゃないかと考えました」
一度動き出せば、そこからが早い。
「市場のニーズに合わせた展開ということで、前倒しの部分は正直あります。僕らはやっぱり後発で、それこそ投入して1年2年。だからこそ市場に対しても先入観がないというか、僕らができることをまず頑張ってやりましょうということです」

そのスピード感はカーグッズ業界でも群を抜く。
「開発にちょっと頑張ってもらって、当初の計画よりも早く導入しています。機械の構造が違うので、MSSS新周波数に対応させるまでに開発期間が長く必要だったんですけど、ユーザーさんからのニーズは非常に高くて、ワンボディだけを先にリリースさせていただいたんです。ただやっぱり、セパレートはないんですかとの声を非常に多くいただきまして、これも今年の1月に市場投入という形を取りました」
なぜそこまでの素早い対応が可能なのか?
「長期的な計画があるにしても、市場の風向きをいち早く察知して、どれだけ早く対応できるかが僕らの強み。電子パーツで培った開発力が生きているのかなと思います」

ブリッツといえば、チューニングパーツの老舗と知られ、とりわけ電子パーツの充実ぶりは有名である。“電脳集団”のキャッチコピーも広く知られるところだ。
「やっぱり、チューニングパーツの開発経験がありきなんですよね。古くはブーストコントローラーというパーツ開発で、実際にどのぐらい踏んだかの圧力を見ながら計算をし、目的の値に自動で近づけるという機能を20年以上前に搭載していました。最近ですとサスペンションの減衰力調整も自動で算出して、それをフィードバックしています。レーダー探知器にフルオート機能を搭載する考えも、もともとあったものになります」

取り扱い製品の幅は広げつつも、変わらないその姿勢はブランドロゴにも見て取れる。
「稲妻が入ったロゴはやんちゃなイメージもあると思うんですけど、これをもっとライトなロゴに変えようかという話は一切なく、社員全員このブランドに誇りを持っています。もちろんハードなパーツもまだまだ続けていますし、こういったライトのパーツもやっていきたいと思っています」

「40年以上に渡るカスタマイズパーツの開発でいろいろなノウハウを得てきたなか、自信を持ってお届けできる製品です。ぜひ手に取っていただければなと」
株式会社ブリッツ
企画部 エキスパート
小林 徹 氏

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1999年に季刊誌として創刊後、好評を元に月刊化。当時より続…