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この度実施されたエクスプローラーの驚異的な旅では、6大陸を横断し、27カ国を走行、3万キロ以上の距離をすべて電気だけで走破した。レクシーがチャレンジに使用した車両は、現在注文可能なフォード・エクスプローラーのプリプロダクション・バージョン。新型モデルでEVモデルが発表された新型フォード・エクスプローラーは、ヨーロッパで開発・製造されたフォード初の乗用EVであり、ドイツのエンジニアリング、アメリカン・スタイル、走行中のゼロエミッションを兼ね備えた、充実した標準装備を搭載している。
充電も走りも”クイック”なデュアルモーターパワートレイン
欧州市場向けの新型EV「フォード・エクスプローラー」のパワートレインは、シングルモーター後輪駆動(FR)とデュアルモーター全輪駆動(AWD)のパワートレインから選択が可能。どちらも、スカンジナビアから地中海までのヨーロッパの気候において、そのエネルギー密度、パワー、性能を評価されて選ばれた、航続距離の長いリチウムイオンニッケルマンガンコバルト(NMC)バッテリーが使用されている。標準レンジのNMCバッテリーを搭載したシングルモーターFRパワートレインも、後日発売される予定だ。
AWDモデルでは、最大185kWのDC急速充電を使用することで、10~80%の充電が約26分で完了する。ヨーロッパ市場では、FordPassアプリまたはPlug & Chargeテクノロジーを使用して、BlueOval チャージング・ネットワーク内の60万カ所以上の充電ポイントで簡単に充電を行うことができる。
迅速でシンプルなのは充電だけではない。エクスプローラーは、フォード・パフォーマンス・フォーカスSTよりも速い加速が可能で、340PSを発揮するAWDモデルなら0-100km/h加速を5.3秒で達成する。また、エクスプローラーAWDは最大1200kgまで牽引することができ、これらすべてがシームレスな電動ユニットで賄われている。
14.6インチの巨大ディスプレイと”標準装備”にこだわった充実装備
新型エクスプローラーでは、合計470Lの収納に加え、30度以上の弧を描いて昇降可能な14.6インチのセンタータッチスクリーンを備えたSYNC Move 2コネクテッド・インフォテイメントが装備されている。また、ステアリングホイールとフロントシートのヒーター、マッサージ機能付き運転席シート、ワイヤレス電話充電も標準装備されている。最先端のインテリアデザインには、ヘッドレスト一体型のスポーツシートや、Android AutoやApple CarPlayとのワイヤレス接続も統合されている。
安全支援システムには、一般的な支援機能に加えて、ストップ&ゴー機能付きアダプティブ・クルーズコントロールや、自転車との衝突事故を防ぐために設計されたクリア・イグジット・ワーニングなどがハイライトとなっている。