ベース車は530ps/750Nmを発揮する4.4ℓV型8気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載し、初年度のみ生産される「ファーストエディション」
新型レンジローバーは、世代を超えて受け継がれてきた特徴的な3つのライン(ルーフ、ウエスト、シル)やショートオーバーハング、格式高いフロントエンド、直立したフロントガラス、テーパー形状でボートテールのようなリヤなど、「RANGE ROVER」のプロポーションを定義づける要素がちりばめられている。そして、フラッシュグレージング、目立つことのないウエストレールフィニッシャー、シームレスなレーザー溶接ルーフジョイントなどの最新技術を駆使して、凹凸のないサーフェイスや、点灯するまでその存在に気づかない画期的なリヤランプも実現した。
インテリアも最先端テクノロジーと洗練されたデザインを融合し、まるでサンクチュアリ(聖域)のような空間を作り上げている。広々とゆとりのある室内には、触覚フィードバックを搭載した新開発のフローティング式フルHD13.1インチタッチスクリーンを装備した最新のインフォテインメントシステム「Pivi Pro」をはじめ、ふたつの11.4インチHDタッチスクリーンと8インチリヤシートタッチスクリーンコントローラーからなるリヤエンターテインメントシステム、スピーカーと照明を備えたテールゲートイベントスイートなど、利便性を高める機能が充実している。さらに、静粛性を確保する第3世代となる新しいアクティブノイズキャンセレーションや、臭いやアレルゲン、ウイルスなどを大幅に低減させてクリーンで快適な室内空間を提供する「空気清浄システムプロ」(ナノイーX搭載、PM2.5フィルター付)といった新機能も搭載している。
また、新型ではランドローバー最新のアーキテクチャー「MLA-Flex(flexible Modular Longitudinal Architecture)」を初採用しており、インテグレーテッドシャシーコントロール(ICC)、電子制御エアサスペンション(ランドローバー初のダイナミックレスポンスプロ付)、オールホイールステアリング(AWS)など先進技術をふんだんに盛り込み、並外れた走破性能や操舵性、極上の乗り心地、安定性を両立している。
今回日本向け先行販売モデルとして企画された「レンジローバー・ローンチエディション」は、530ps/750Nmを発揮する4.4ℓV型8気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載した、初年度のみ生産される「ファーストエディション」をベース車両に採用し、ランドローバー初設定となる23インチアロイホイール、パーフォレイテッドセミアニリンレザーの24ウェイ電動フロントシート(ヒーター&クーラー、ホットストーンマッサージ機能付)、リヤエグゼクティブクラスコンフォートプラスシートなど、より高級感を高める装備が充実している。
ボディタイプはショートホイールベース(SWB)とロングホイールベース(LWB)の2種類、エクステリアカラーはサンセットゴールド(サテンフィニッシュ)を含む4色から選択可能で、サンセットゴールドとシャラントグレイの2色は、シャドーフィニッシュのエクステリアアクセントやブラックホイールを採用し、個性的で精悍なスタイルに仕上げている。
特別仕様車「ローンチエディション」のバリエーションおよび限定台数は下記のとおりで、予定台数を上回る申し込みがあった場合は抽選となる。
●新型「レンジローバー・ローンチエディション」
・SWB/サンセットゴールド(サテンフィニッシュ)/ペルリーノ/24台/2451万1000円
・SWB/シャラントグレイ(グロスフィニッシュ)/ペルリーノ/15台/2354万6000円
・SWB/サントリーニブラック(グロスフィニッシュ)/エボニー/8台/2310万7000円
・SWB/バトゥミゴールド(グロスフィニッシュ)/エボニー/8台/2310万7000円
・LWB/サンセットゴールド(サテンフィニッシュ)/ペルリーノ/5台/2503万3000円
・LWB/シャラントグレイ(グロスフィニッシュ)/ペルリーノ/10台/2406万8000円
※表記は順にボディタイプ/ボディカラー/インテリアカラー/発売台数/税込車両価格