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企業ブースは人気ブランド22社が参加!
参加ユーザーカーの人気投票も実施された
キュートなデザインのチンクエチェントことフィアット500、そしてヤンチャなカフェレーサーホットハッチとして人気の高いアバルト595シリーズは、日本でも大成功したコンパクトカーの代表格。フル電動車の500eも日本デビューを果たしているが、2008年から息の長いロングセラーで発売されているガソリン車は、電子デバイスがほとんど搭載されていない、今どき珍しいクルマ。チューニングのベース車としても密かな脚光を浴び、若いユーザーも増えている。
そんな盛り上がりを見せるフィアット&アバルトの最新情報を届けるウェブサイトとして、2023年夏にオープンしたのが、FesTrico(フェストリコ)だ。ニューモデルの速報、新着パーツ情報、プロショップの紹介といったコンテンツはもちろん、全国各地で開催されるフィアット&アバルトのイベント・ミーティング情報をカレンダー形式で掲載し、必要なニュースをいつでも取り出せる、便利な総合サイトを目指している。
今回は初主催のリアルイベントとして、千葉県のフェスティバルウォーク蘇我/ハーバーシティ第2駐車場を貸し切ってフィアット&アバルト車だけのミーティングを企画。事前エントリーと当日受け付けを行い、約100台のユーザーカーが大集合。もちろんチンクエチェントが中心ではあるが、それ以外にもパンダやプント、懐かしのアウトビアンキA112など、思い思いにドレスアップしたりチューニングしたり、個性いっぱい華やかなラインアップがやってきた。
企業による出展ブースも22社を数え、フィアット&アバルトファンの間ではお馴染みのメーカー、ショップ、ブランドが勢揃い。最新のパーツやグッズ、ユーザー憧れのデモカーが端から端までずらりと並んだ姿は壮観だ。
特にミーティングイベント初お披露目となる「アバスワークス」のワイドボディキットや、この日新発売となるパーツをお披露目した「イブデザイン」など、見逃せないブースが目白押しだった。
気になるユーザーカー人気投票の結果は……?
参加者には、Tシャツやトートバッグ、ネックストラップ、ステッカーなどのオリジナルグッズが配布され、イベント気分を盛り上げる。
気になったクルマを参加者みずからが選ぶ人気投票も実施され、上位入賞者はセレモニーで表彰。クリスタルトロフィーとスパークリングワインが授与された。
人気投票1位に輝いたのは、FIAT500ツインエアーの「はぐたろう」さん。ルーフラックとリヤキャリアを備え、トレーラーを牽引するためのヒッチボールも装備するなど、ちょっぴり変わったベクトルでのカスタマイズが会場内でも注目を浴びていたようだ。
続く第2位に選ばれたのは、少数派の3世代目パンダでのエントリーながら、カッコ良くローダウンした「ごく」さん。スッキリしたスタイルにセットアップした16インチホイール「レトロフィット」との相性が抜群。パンダ3も、イジり方によってはこんなにグラマーなシルエットに生まれ変わるんだと衝撃を与えてくれた。
お昼のトークショーでは、イタリア車業界のレジェンドを集めたトークショーも。なかなか顔を揃える機会の少ないゲストたちが、和気あいあいとホンネトークを展開していた。
初開催は大成功! FesTricoの次なるイベントに期待!!
お昼のトークショーでは、イタリア車業界のレジェンドを集めたトークショーも。なかなか顔を揃える機会の少ないゲストたちが、和気あいあいとホンネトークを展開していた。
イベントをサポートしたFesTricoのアンバサダーは、限定車フィアット500PINK!の女性オーナー「あゆタマ。」さん。足を痛めていたそうで、松葉杖での参加となっていたが、初めての大規模イベントを満喫していた様子。イベント最後の抽選会・じゃんけん大会でも活躍していた。
FesTricoでは、今後も楽しいイベントを企画・運営していくそうなので、注目しよう!