マンソリーは、ランボルギーニやフェラーリなどスーパーカーのカスタムでお馴染みだが、近年「アトリエプログラム」というプロジェクトの元、創設者コーロッシュ・マンソリー氏が仕様を定めたモデルを展開している。第一弾が「Linea D’Oro」(リネア・ドーロ)で、このリネア・ダラボは第二弾となる。
そのエクステリアは、ブラックボディにカッパーカラー(銅)のアクセントをあしらったド派手なカラーリングを特徴としている。カッパーカラーは、24インチ鍛造ホイール、グリル、ウィンドウサラウンド、ドアトリム、ドアハンドル、スピリット・オブ・エクスタシーに使われている。
エクステリアもさることながら、そのキャビン内もギラついている。サイドボルスターのアラビア文字を含む、複雑な銅色のアクセントを備えたシートを装備、ステアリングホイール、ヘッドライナー、センターコンソールと同様に、ダッシュボードの大部分には、ボンネットと同じカッパーカーボン仕上げが施されている。さらにドアハンドル、スピーカーグリル、スイッチ、ボタンに至るまでカッパー仕様にこだわり、ドアパネルには、複雑な新しいアンビエント照明システムを備えるなど、アラビアンナイトを彩る。
市販型には、新しいエンジン管理システムと改良されたリアサイレンサーも取り付けられており、ベースモデル同様の6.75LV型12気筒ツインターボエンジンを搭載しつつ、通常仕様の最高出力571ps、最大トルク850Nmは、それぞれ610psと950Nmへ向上させている。
価格発表されていないが、1億円以上は確実で、2024年内にはドバイのショールームに並ぶことになる。