パーツトレーラーを全国のサーキットに配備。ボディ、トランスミッション、エンジン等、レース車検に適合した約3600アイテム、約1万6000点の部品を積載し、いかなるレース展開にも対応できるように体制を整えて各チームをサポート
今年度アウディジャパンは、アウディスポーツ カスタマーレーシングプログラムにより、スーパー耐久シリーズST-Zクラスに「R8 LMS GT4」で参戦する1チーム1台、ST-TCRクラスに「RS 3 LMS」で参戦する1チーム1台、GTワールドチャンレンジアジアシリーズに「R8 LMS GT3 Evo2」で参戦する1チーム1台の合計3チーム3台のカスタマーチームをサポートする。
スーパー耐久(ST-Z:GT4)
ST-Zクラスは、GT3とTCRのあいだを埋めるGT4マシンによって争われる。R8 LMS GT4は、市販モデルR8クーぺと60%以上の構成部品を共有しており、速さはもちろん、安全性、耐久性、整備性が高く、コストパフォーマンスに優れている。今シーズンの ST-Zクラスには、スーパー耐久での経験も豊富で好成績を収めてきたTechno Firstが昨年に引き続き、TECHNO FIRST Audi R8 LMS GT4で参戦する。
スーパー耐久(ST-TCR:TCR)
一方、ST-TCRクラスは、FIA国際モータースポーツ競技規則およびWSC世界スポーツコンサルティングよりBOPが発行されているTCR規格車両、およびTCR規格に準ずる車両によって行われるレース。 RS 3 LMSは、カスタマーレーシングに対するアウディの情熱を明確に示しており、数多くの記録を打ち立ててきたモデル。今シーズンの ST-TCRクラスには、Audi Team SHOW APEXが エヴァRT初号機RS 3 LMSで参戦する。
GTワールドチャレンジアジア(GT3)
GTワールドチャレンジアジアシリーズは、FIA国際モータースポーツ競技規則およびその付則に準拠した日本自動車連盟(JAF)の国内競技規則およびその付則に従って行われるレース。2024年は海外を含め7会場14戦、国内では4会場8戦が予定されている。R8 LMS GT3 Evo2で参戦するのは、昨年Amクラスを制したThe Spirit of FFF Racingだ。
アウディ ジャパンは 2016年より、アウディスポーツカスタマーレーシング・パーツトレーラーを全国のサーキットに配備し、レースに参戦するカスタマーチームをサポートしている。今年も専用のトレーラーにボディ、トランスミッション、エンジン等、レース車検に適合した約3600アイテム、約1万6000点の部品を積載し、いかなるレース展開にも対応できるように体制を整えて、スーパー耐久、およびGT ワールドチャレンジアジアに参戦するチームとともにサーキットを転戦する。
■アウディスポーツカスタマーレーシング2024 参戦体制(4月9日現在 ※敬称略)
●スーパー耐久(ST-Z:GT4)
#34 / TECHNO FIRST / TECHNO FIRST Audi R8 LMS GT4
A:加納 政樹、B:大草 りき、C:安田 裕信、D:平安山 良馬
●スーパー耐久(ST-TCR:TCR)
#430 / Audi Team SHOW APEX / エヴァRT初号機 Audi RS 3 LMS
A:藤原 能成、B:霜野 誠友、C:加賀美 綾佑、D:西村 元希、E:田ヶ原 章蔵、F:木村 貴洋
●GTワールドチャレンジアジア(GT3)
#19 / The Spirit of FFF Racing / Audi R8 LMS GT3 Evo2
濱口 弘 / 大蔵 峰樹