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純正アクセサリーパッケージの名は「TOUGH STYLE(タフスタイル)」
ホンダの新型モデル「WR−V」の持つ個性のひとつがスタイリングだ。
これまでのホンダSUVにはない「クロカンテイスト」の色濃いルックスは平成初期のRVブームを知っているベテラン層にとって懐かしさを感じるものであるし、まさにRVブームの頃に生まれたミレニアル世代からすれば新鮮なデザインに見えることだろう。
そうしたWR−Vの特徴をさらに高めてくれるのが、ディーラーで購入できる純正アクセサリーのエクステリアコーディネート「TOUGH STYLE(タフスタイル)」だ。
『ハイクオリティ タフネス』をコンセプトに開発されたWR−Vの純正アクセサリーの象徴ともいえる「TOUGH STYLE」が実現するのは、上質とタフを兼ね備えたスタイリングであり、そのポイントは「もうひとつのグレード」といって過言ではないほどの完成度だろう。
主な構成アイテムは、以下の通り。どれも個性的なスタイリングを表現しながら、純正アクセサリーにふさわしいフィッティングを実現している。
WR−V TOUGH STYLE フロントグリル:4万6200円 ブラックエンブレム:1万2100円 フォグライトガーニッシュ:1万5400円 フロントロアーガーニッシュ:4万4000円 サイドロアーガーニッシュ:4万6200円 リアロアーガーニッシュ:2万7500円 フェンダーガーニッシュ:2万2000円 エキパイフィニッシャー:9900円 フューエルリッドデカール:1万1000円
ラゲッジの使い勝手向上アイテムにも注目
もちろん、純正アクセサリーとしてはSUVとしての使い勝手を向上させるアイテムも揃っている。
たとえば「ラゲッジトレー(1万4300円)」とリヤシート背面にセットする「シートバックソフトトレー(1万9800円)をセット装着すれば、アウトドアレジャーなどでラゲッジをガシガシ使ったあとの掃除がラクになることが期待できる。
注目は、ラゲッジの助手席側壁面に収納スペースを生み出す「ストレージボード(1万3200円)」だ。写真でもわかるように、荷室で転がってしまうような小物をしっかり仕舞っておくことができる。アイデア次第では日常的な使い勝手の良さにもつながるだろう。
ドライブは良い音で!オーディオの性能アップも実現してくれる
個人的におすすめしたいのは6つのスピーカーからなる「ハイグレードスピーカーシステム(4万5100円)」だ。WR-Vに標準装備されるスピーカーは低音重視といえるキャラクターでボリュームを上げていくと中高音がスポイルされる傾向にある。
今回、純正アクセサリーの「ハイグレードスピーカーシステム」装着車で聴き比べたところ、標準状態では気になっていた中高音のコモリ感が解消されているのが確認できた。その効果は価格から期待する以上で、コストパフォーマンスのよいカスタマイズといえそうだ。
電装系アイテムでは、フロントドアにインストールすることでドアを開けたとき地面にオリジナルの車名ロゴを映し出す「パターンプロジェクター(2万5300円)」も注目だ。とくに夜間のドア開閉時にクリアなロゴが浮かび上がるのは所有満足度を高めてくれること確実だ。
また、ヘッドユニットとしては9インチナビ、8インチナビ、8インチディスプレイオーディオを設定している。iPhoneやAndroidといったスマートフォンと連携するディスプレイオーディオは「ホンダコネクト」にも対応していながら9万3500円とリーズナブルなのも魅力。WR-Vのコスパの良さに惹かれるユーザーであれば、これっまた魅力的に感じるのではないだろうか。
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