ZR1は、シボレーの先代のコルベット、C7型に設定されていた最強グレードで、当時最高出力755ps発揮していたが、ついにC8型で復活することになる。
現在、C8型コルベットのパワートレインは6.2L V型8気筒エンジンで、最高出力495psを発揮する。またZ06は新開発の自然吸気5.5L V型8気筒エンジンを搭載し、最高出力670psと現段階で「最強のコルベット」となっている。
入手した情報によると、新型ZR1には5.5L V型8気筒ツインターボチャージドエンジンが積まれ、最高出力850ps、最大トルク1100Nmを発揮するという。同ブランドでは、「想像を超える動きをする」と表現、ティザービデオでは、じっくり動きを確認することが出来ないが、煙の中を疾走する車のシルエットが確認できる。
一方ニュルで捉えられたプロトタイプは、ノーズから空気を導くための通気口付きボンネットフード、大型のフロントスプリッターや、コーナーダイブプレーンを装備、またZ06にはみられないリヤフェンダー上部や、エンジンベイ上にエアインテークを配置、このプロトタイプがさらなるパフォーマンスを発揮することを示唆している。