全車に標準装備した横滑り防止装置「ASTC」をはじめとした安全装備や、衝突被害軽減ブレーキシステムなどの採用により、高い予防安全性能も確保
新型トライトンは1978年に発売された「フォルテ」をルーツとする1トンピックアップトラックで、以来45年間で5世代にわたり約570万台を生産、世界約150カ国で販売してきた三菱自動車の世界戦略車。「Power for Adventure」という商品コンセプトのもと、内外装デザインからシャシー、ラダーフレーム、エンジンなどを一新し、2023年7月より生産工場のあるタイで販売を開始。今年1月にはフィリピン、2月に日本、3月には豪州、ニュージーランドへ投入。今後、世界約100カ国へ順次投入される予定だ。
新型トライトンは、衝突時のエネルギー吸収とキャビンの変形抑制を両立させた衝突安全強化ボディ「RISE(※1)」に加え、高い乗員保護性能を実現するよう設計したシートベルトと8個のSRSエアバッグ(装備はボディタイプとグレードによる)を採用。また、全車に標準装備した横滑り防止装置「ASTC(※2)」をはじめとした安全装備や、衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM(※3)]などの採用により、高い予防安全性能も確保している。
※1:Reinforced Impact Safety Evolution
※2:Active Stability and Traction Control
※3:Forward Collision Mitigation system、歩行者・自転車運転者検知付