メルセデスAMGが計画中の電動スーパーSUVに関して現在わかっている情報は、先日スクープされたAMG GTセダンと電動アーキテクチャ『AMG.EA』プラットフォームを共有するが、既存のベンツブランドの製品とは関連のない純然たる新開発車だということだ。
ボディサイズはビジョンAMGとほぼ同じと伝えられており、全長約200インチ(約5100mm)、ホイールベース約118インチ(約3000mm)程度と予想されている。
モーターが何基搭載されるかは不明だが、全輪駆動となるため、少なくとも2基は積まれることになるはずだ。また高性能バッテリーパックと、AMG専用に開発されたYasa製アキシャルフラックス電動モーターを搭載、洗練されたトルクベクタリング機能、セルフレベリングアクティブサスペンションシステム、4輪ステアリングなども期待できるだろう。
このまだ名も無いスーパーSUVのワールドプレミアは、2026年以降だが、噂によると、メルセデスはすでにドイツのジンデルフィンゲン工場で、スーパーSUVの生産に対応するための生産ラインの変更を行なっているという。おそらく最初に市場に投入されるAMG GTセダンと同じ組立ラインで生産されることになるのだろう。