アストンマーティンが現在開発を進める、新型スーパーカー開発車両をカメラが捉えた。
撮影したプロトタイプはカモフラージュがかなり削ぎ落とされ、DB12に似たC型テールライトが初めて露出、大幅に変更されていることがわかる。また、よりスポーティなディフューザーとうまく調和した、よりアグレッシブなバンパーを装備、クワッドエキゾーストパイプにより結合され、六角形のくぼみに収められている。ただし、量産型ではより美しいフィニッシャーが搭載されるはずだ。
フロントエンドではメッシュグリルを廃止、水平バーと垂直バーを組み合わせた、より伝統的なフロントエンドを採用している。さらにボンネットフードをコンパクトに完全に新設計、よりつり上がったヘッドライト、ワイドなフロントスプリッターも市販型へ近づいた。
また、ボンネットのダクトやフロントフェンダーのインテークはより拡大されることが予想されるほか、各テールライトの下にもカモフラージュがあり、通気口が配置されると予想される。
キャビン内では、自立型デジタルインストルメントクラスターを装備、以前より大幅に改良された10.25インチのインフォテイメントシステムも搭載される可能性があるほか、スポーティーなフラットボトムスタイリングホイール、ミニマルなシフター、次世代Apple CarPlay、新設計されたセンターコンソールも期待できるだろう。
注目の心臓部だが、V型12気筒ツインターボエンジンを、メルセデス製の4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンに置き換えたDB12と異なり、新型スーパーカーでは、5.2リットルV型12気筒ツインターボのピュアガソリンエンジンが残ると予想されている。
また、「DBS 770 Ultimate」では、最高出力759psを発揮したが、800psを突破し、最大811psとも噂されている。
新型モデルは実質的に「DBS」後継モデルとなり、「ヴァンキッシュ」の名称復活が噂されている。