現行のY字LEDデイタイムランニングライトとは異なる、スリムなDRL装備。
ランボルギーニは、「ウルスS」および「ウルス ペルフォルマンテ」の生産を終了し、排ガス規制に向けてプラグインハイブリッドを導入、これが新フラッグシップモデルとなる。
公開されたティザーイメージでは、雪道を駆け抜けるプロトタイプが写されており、電動化を示すイエローステッカーが確認できる。詳細は見えないが、これまで撮影したスパイショットでは、現行のY字LEDデイタイムランニングライト(DRL)とは異なる、スリムなDRLで縁取られたヘッドライトを装備することなどがわかっている。
またキャビン内では、ダッシュボード下部のディスプレイがより目立つようになり、中央の2つのスクリーンの間にショートカットボタンを配置し直すなど、最小限の変更ながら機能や使い勝手はアップデートされる。
最大の注目はその心臓部だ。おそらく、ポルシェ「カイエンターボ S Eハイブリッド」と同様に、4.0L V型8気筒ツインターボエンジンと25.9kWhのバッテリーパック、電気モーターを搭載。最高出力は739ps、最大トルク948Nを発揮するはずだ。これは現在の最高出力666psをはるかに上回り、0-96km/h加速を3.5秒以内、最高速度183mph(295km/h)の動力パフォーマンスを誇る。
同ブランドではこれを「終わりのないスリル」と表現、ウルスがさらなるモンスターSUVへ成長していくことは間違いない。