「革新的なデザインがスリル満点に融合した車」って!? レズバニ「アーセナル」を予告!GMフルサイズSUVベース

レズバニ アーセナル ティザーイメージ
米国を拠点とする新興メーカー「レズバニ」は、新型SUV「アーセナル」を予告、ティザーイメージを初公開した。

「ごつい」が信条の装甲車も高級志向の時代に?

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レズバニは、2014年にスーパーカー「ビースト」を、2017年に防弾ガラス・パネルを持つ装甲SUV「タンク」を発表、世界に衝撃を与えた。その後2022年には、「世界で最もタフな3列SUV」と謳った「VENGEANCE」(ベンジェンス)を導入した。

レズバニ ベンジェンス

そして今回新たに「アーセナル」と名付けられたSUVを予告、GMのフルサイズSUVをベースにすることがわかっている。

アーセナルは、2つの異なるエンジンを提供、詳細は明かされていないが、「現在、最も先進的な高級装甲車両」になると約束している。

CEOレズバニ氏は、「現在市場で入手可能な最も最先端の装甲技術」が搭載されるだろうと述べており、従来の防弾鋼の代わりに、軽量でB6レベルの保護を提供する「革新的な複合材料」を使用、さまざまな拳銃やライフルに対応できるという。

デザインに関しては、他の市販SUVより「エレガントで目立たない」「軍事にインスピレーションを得たデザイン」になると語り、ティーザーによれば、このモデルは膨らんだボンネットや、傾斜したルーフを特徴とし、従来の豪華な機能に加えて7つの座席を持つと述べている。

パワートレインは、最高出力426psを発揮する6.2リットルV型8気筒エンジンが搭載、同エンジンを積むキャデラック「エスカレード」、シボレー「タホ」、またはGMC「ユーコン」をベースにしていることを示唆している。また最高出力684psを発揮するパフォーマンスバージョンも提供するようだ。

価格は22万5千ドル(約3千5百万円)からで、装甲はオプションとなる。同社は現在、返金可能なデポジット150ドル(約2万3千円)でオーダーを受け付けており、納車は今夏に予定されている。

CEOであるフェリス・レズバニ氏は「これは普通の車ではなく、豪華さ、安全性、革新的なデザインがスリル満点に融合した車」と表現している。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…