カリフォルニアのチューナーSVE社は、コルベットスティングレーの6.2L 自然吸気V8をチューン。セラミックボールベアリングを備えた一対の58mm水冷ターボチャージャーがボルトで固定され、V8は鍛造スチールクランクシャフト、鍛造Hビームロッド、鍛造2618アルミニウムピストン、APR高強度ヘッドおよびメインスタッドでアップグレードされたという。
それだけではない。V8はアップグレードされたバルブトレイン、新しい研削カムシャフト、インテークマニホールド、統合されたオイルセパレーターを持つ特注のバルブカバー、CNCポートの大流量シリンダーヘッドを装備。これらの機械的な変更とカスタムエンジンマッピングの組み合わせにより、最高出力は1000psに達するという。
大幅なビジュアルアップグレードはなされていないが、複雑なスポークデザインを備えた新しいシルバーホイールを装着、9つの異なる色、またはカーボンファイバー仕上げから選択可能なイェンコS/Cグラフィックも備わるほか、塗装されたブレーキキャリパーも用意される。
イェンコS/Cコルベットは、クーペとコンバーチブルで提供され、米国の GM ディーラーを通じて入手可能だ。パッケージだけの価格は99995ドル(約1540万円)とオプションや手数料を除くコルベットの車体価格を超え、車体とセットでは、少なくとも170000ドル(約2600万円)を超える。