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運転の楽しさと燃費性能を両立させたハイブリッドトレイン
新型シビックのハイブリッドモデルは、最高出力200馬力と314Nmの最大トルクを発揮し、タイプR以外のシビックでは史上最もパワフルで、優れた燃費性能を達成しながら、素早く楽な加速を実現する。リニアシフト・コントロールは、従来のドライブトレインが加速時にギアをシフトする際の、車速と連動した回転フィールを模倣することで、ドライビング体験をさらに向上させている。その結果、従来の1.5Lターボエンジン搭載のシビックよりもさらに速いパフォーマンスを発揮する。
ホンダの2モーター・ハイブリッドシステムはシビック用に最適化され、ダイナミックなパフォーマンスや乗員・荷室スペースを損なうことなく、効率化されている。さらに、新型シビックのハイブリッド車は、ステアリングホイールのセレクターパドルで4段階の回生ブレーキによる減速が可能で、状況に応じて減速時の幅広い制御が可能になっている。ドライブモードは、ECON、ノーマル、スポーツ(スポーツ&ハイブリッドモデルのみ)が用意されている。
シビックの伝統的な「Fun-to-Drive」スピリットとクラストップの乗り心地をさらに高めるため、独自のスプリングとダンパーのチューニング、専用開発タイヤによって乗り心地とハンドリングが改良されている。また、ハイブリッドモデルには、アクティブ・ノイズコントロールを、スポーツツーリングモデルにはホイール・レゾネーター(消音機)が装備され、ラインナップの中で最も優れた静音レベルが実現されている。
4色の新カラーに加え、フロントフェイスがスタイリッシュに進化
2025年型シビックのエクステリアは、フロントマスクとグリルがよりアグレッシブな見た目に変更され、リヤではダークなテールライトがよりシャープな印象を与えている。さらにスポーティな外観のために、よりパワフルなハイブリッドエンジンを搭載した新しいトリムには、ボディ同色のヘッドランプガーニッシュとフロントロアスポイラーが装備される。最上級グレードのスポーツツーリング・ハイブリッドには新デザインのホイールが専用装備される。
新ボディカラーとして、ソーラーシルバー・メタリック、アーバングレー・パール、ブルーラグーン・パール(シビック・セダン専用色)、サンドデューン・パール(シビック・ハッチバック専用色)がラインナップされる。
室内では、シンプルでクリーンなシビックのインテリアも一新。すべてのハイブリッドモデルにグレーの内装色を設定。スポーツハイブリッドには、ムーンルーフ、フロントシートヒーター、デュアルゾーンエアコンも標準装備される。室内には、全モデルでUSB-Cポートが標準装備される。スポーツツーリングハイブリッドには、レザーシート、12スピーカーBoseプレミアムオーディオシステム、ワイヤレスApple CarPlayおよびAndroid Autoに対応した大型9インチタッチスクリーン、ワイヤレススマートフォンチャージャーが追加される。
最上級グレードのスポーツツーリング・ハイブリッドには、シビック初となるGoogleビルトインが搭載されている。これには、Google PlayのGoogleアシスタント、Googleマップなどのアプリが含まれ、便利でパーソナライズされたコネクテッドドライブ体験を、3年間の無制限データプラン(無料)で利用することができる。音声アシスタントを使えば、道路から目を離さずに次の目的地までのナビゲーションを開始したり、近くに何があるかを調べたりすることもできる。
独自のボディ構造と安全支援技術によりセーフティ性能がアップ
11代目シビックは、すべてのシビックに標準装備された先進のアクティブ&パッシブセーフティ技術により、コンパクトクラスのセーフティリーダーとなっている。ホンダ独自のボディ構造「アドバンスド・コンパチビリティ・エンジニアリング(ACE)」を採用し、さまざまな前面衝突から乗員を守るほか、先進の補助拘束システムも搭載している。シビックの運転席・助手席フロントエアバッグは、斜め前方からの衝突に伴う重度の脳挫傷の可能性を最小限に抑えるように設計されており、特に運転席側は革新的なドーナツ型構造により頭部を包み込むように保護する。
歩行者検知機能付衝突軽減ブレーキ(CMBS)、前方衝突警報、車線逸脱警報(LDW)、車線維持支援システム(LKAS)、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)などの安全・運転支援技術「Honda SENSING」を全車に採用。また、全スポーツモデルにリアクロストラフィックアラート付ブラインドスポットが装備された。