ゴルフFF史上最強の300ps!
VWは、ニュルでアップデートされたゴルフGTIクラブスポーツを公開、ゴルフ史上最も強力なFWDバージョンは、数多くのビジュアルおよび技術的アップグレードの恩恵を受け、最近フェイスリフトされたGTIラインナップの頂点に立つことになる。
同ブランドは、フェイスリフトされたGTIクラブスポーツについて、「強力な駆動力とハイエンドのスポーツサスペンション」を搭載すると述べたこと以外、技術的な詳細には触れていない。現行型クラブスポーツでは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボチャージャーエンジンを搭載、7速デュアルクラッチオートマチックトランスミッションとeLSDが組み合わされ、最高出力は300psを発揮する。最新のGTIでも最高出力が256psに達しており、大幅なパワーアップが期待される。
またGTI クラブスポーツはニュルブルクリンクに適応した「特別な」ドライビングプロファイルを備えているといい、オプションのDCCアダプティブシャーシコントロールと組み合わせたシャーシセットアップのアップデートも期待される。
ビジュアル面では、再設計されたフロントエンドに、イルミネーション付きのVWエンブレム、および新しいLEDライトユニットが搭載される。またフロントバンパーのエアインテークには、アグレッシブなフィンが備わり、リアセクションでは、大型ルーフスポイラーや、デュアルアクラポビッチエキゾーストパイプを備えた、より頑丈なディフューザーを装備される。
足回りでは、19インチのクイーンズタウンアロイが標準装備されているが、オプションで重量8kg(17.6ポンド)という軽量の19インチのワルメナウ鍛造ホイールを装着することも可能だという。
キャビン内のハイライトは、Chat GPTを備えた新しいインフォテインメント用の大型タッチスクリーンだろう。フェイスリフトされた他のゴルフラインナップと同様に、GTIクラブスポーツもレザースポーツステアリングホイールの新しい物理ボタンを搭載、公式写真からは、一体型ヘッドレストを備えた重厚なフロントシートも確認できる。
ワンオフの「ゴルフGTIクラブスポーツ24h」では、ワイドボディキット、巨大なスプリッター、TCR スタイルのリアウイングを含むワイルドなエアロパッケージを特徴としている。2.0 TSIエンジンのアップグレードバージョンを搭載し、最高出力は348ps、最大トルク450Nmを発揮する。
一方、レースに出場する3台のクラシックホットハッチは、1981年型「ゴルGTI 16S エッティンガー」、1978年型「ゴルフGTIカメイ」、そして写真の迷彩柄に包まれた1980年型ゴルフGTI」で、後者は、ワイドなボディキットとゴールド仕上げのアロイホイールを備えている。