改良型ゴルフR、400ps前後の7速DCTに1本化か?
プロトタイプは、青を基調とした迷彩柄でラップされているが、そのディテールはほぼわかる状態だ。
フロントエンドでは、グラフィックが新設計されたLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトを装備、バンパーのコーナーエアインテークもよりアグレッシブに再設計されている。後部は公開されていないが、テールライトのグラフィックも刷新されることが濃厚だろう。
キャビン内では、他のフェイスリフトされたゴルフと同様に、新しい12.9インチのインフォテインメント、照明付きスライダー、ステアリングホイールの物理ボタンでアップグレードされる。
現行型パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーTSIエンジンを搭載、標準モデルでは最高出力320ps、スペシャルモデル「20 Years」と「333」では、最大333psを発揮するが、改良新型では、アウディ「RS3スポーツバック」やメルセデスAMG「A 45」などと同レベルの400ps程度まで向上するのか注目される。
また前輪駆動のみの「GTI」とは異なり、R バージョンは全輪駆動機能が強化、これまで北米専用だった6速マニュアルのオプションは廃止され、7速デュアルクラッチオートマチックギアボックスのみと組み合わせられる可能性が高いという。
ゴルフR改良新型のワールドプレミアは未確定だが、新しいティーザーから判断すると、今後数週間以内と予想される。