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パフォーマンス性能を伺わせるシャープなエクステリアデザイン
新型BMW 2シリーズ・クーペの個性的な丸型ヘッドランプを備えたフロント・エンド、ロング・ボンネット、短いエアスクープで終わるラゲッジリッドにより、コンパクトセグメントながら、シャープなデザインとアクティブさが表現されている。また、Mスポーツ・パッケージ特有のデザイン要素である、特大エアインテーク、サイドスカート、インサートが印象的なリアエプロンが標準装備されている。フロントでは、ラジエーターグリルのベゼルがパールクローム仕上げとなっており、サイドスカートとリアエプロン下部はブラックではなくボディ色で塗装されている。ホイールは、全モデルにバイカラー仕上げの18インチ(オプションで19インチ)ダブルスポークMライトアロイホイールが標準装備される。
Mモデルの3.0L 直列6気筒エンジンに加え、エンジンラインナップを豊富に用意
新型BMW M240i xDriveには、最高出力374psの3.0L 直列6気筒エンジンが搭載され、競争環境において独自のポジションを確立している。これにより、M240i xDriveでは、0-100km/h加速を4.3秒で達成する。また、通常モデルには、3種類の4気筒ガソリンエンジンと1種類の2.0Lディーゼルエンジンが用意されている。ガソリンエンジンは、1.5Lの218iクーペ(156ps、0-100km/h加速:8.7秒)、2.0Lの220iクーペ(184ps、0-100km/h加速:7.5秒)に加え、出力をアップした230iクーペ(245ps、0-100km/h加速:5.9秒)の3種類がラインナップされる。ディーゼルエンジンは、2.0Lの220dクーペがラインナップされ、190psの出力に加えて、スタータージェネレーターによる11psの追加出力でエンジン出力をサポートする。これにより、0-100km/h加速は6.9秒で記録する。
M240i xDriveには、8速ステップトロニック・トランスミッションが搭載されるが、通常の4気筒モデルにもオプション装備として搭載することができる。強化されたシフトダイナミクスとパドルシフトにより、スポーティなドライビング体験が向上されている。また、特にダイナミックな加速を実現するスプリント機能として、“SPORT”ドライブモードが装備されており、ドライバーが左ステアリングホイールのパドルシフトを1秒以上引くと、クルマが使用可能な最も低いギアに自動でシフトダウンし、サスペンションシステムにも適切な設定が施される。
4人乗りパフォーマンスを重視したインテリア空間感覚
新型2シリーズ・クーペのインテリアは、これまで以上に4人乗りの濃密なドライビング体験が重視されている。リヤにかけてのルーフライン、高いセンターコンソール、インストルメントパネルとドアパネルのデザイン調和により、包み込まれるような空間感覚が生み出されている。ダッシュボードには12.3インチのインフォメーション・ディスプレイと14.9インチのコントロール・ディスプレイからなるBMWカーブドディスプレイが搭載されている。クイックセレクト付きBMW iDriveを搭載し、タッチ操作・音声操作で車内装備を操作することができるようになっている。
運転席と助手席には、シートヒーターが装備され、運転席側のメモリー機能やランバー・サポートを含む電動調整オプションは、オプション装備として用意されている。新しいMブラックシートは、ベロア張りの高品質な素材とスポーティなデザインに加え、軽量化と持続可能性に最適化された製造工程を兼ね備えており、全モデルに標準装備されている。また、Mレザーステアリングホイールも標準装備され、リム下部がカットされた”Dシェイプ”デザインにより、スポーティさが全面的に表現されている。
パークディスタンスシステム、リバースアシスタントを標準装備
新型2シリーズ・クーペでは、半自動運転と駐車のための標準システムの範囲も拡大されている。パーキング・アシスタントが駐車操作中のすべてのアクセル、ブレーキ、ステアリング、ギアシフトのタスクを代行する。その機能範囲には、フロントおよびリアセンサーによるパークディスタンス・コントロールやリバースアシスタントも含まれている。その他の標準装備には、前面衝突警告、車線逸脱警告、ブレーキ機能付きクルーズ・コントロール、交通標識を認識し追い越し禁止を表示するスピードリミットインフォなどがある。