X3Mコンペティションは、非常に高性能でコンパクトなSUVだ。ベースとなるスペックは、最高出力510ps、最大トルク650Nmを発揮するが、マンハートは、このパワーとトルクを大幅に増強するだけでなく、カスタムパーツを多数インストールすることで、高度にチューニングされたX3Mコンペティションを作り上げた。
エンジン本体は変更されていないが、優れた燃調およびブーストマッピングにより、最高出力650psと最大トルク798Nmを実現。このモアパワーは、ステンレススチール製のエキゾーストシステム、マンハート製のダウンパイプ、HJS触媒コンバーターでサポートされている。
ボディキットでは、フロントスポイラーとサイドフィン付きのサイドスカートを装着し、リヤまわりには専用デザインのルーフスポイラーとディフューザーを装備。これらのエクステリアパーツには、シルバーとブルーのアクセントがほどこされている。
リヤセクションでは、カーボンコーティングされた100mmの4本出しエキゾーストパイプをインストール。足まわりには22インチのスタッガードホイールが取り付けられており、ホイールはカスタム可能だ。
さらにアップグレードされたブレーキパッケージも用意されているほか、車高を約3センチ下げるH&Rのローダウンスプリングを備えている。
インテリアは、ステアリングホイールのスポークとパドルシフターなど、独自のカーボンファイバートリムが採用されているほか、リクエストに応じてカスタマイズされたインテリアも提供するという。