これによりファルケンモータースポーツチームは今季4勝目。今回もファルケンタイヤのグリップ性能と耐摩耗性能の高さを示した
ニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)は、ドイツのニュルブルクリンクを舞台に行われる全8戦の耐久レースシリーズ。年に1度だけ開催される24時間耐久レースとは異なり、各レース4時間から12時間で行われている。各車両メーカー、そしてファルケンを含む各タイヤメーカーは、24時間レースでの勝利を目指すためのテストフィールドとしてこのNLSを活用し、多くの有力チームが参戦している。
ファルケンモータースポーツチームは、「ポルシェ911 GT3 R」3号車と4号車の2台体制でレースに臨んだ。両車は予選から好調な出足で、4号車は2位、3号車も続く3位と好位置を獲得。2台はスタートとともにダッシュを決め、序盤からワン・ツー体制でレースをリードする展開となった。最終盤には雨が降り出したが、3号車は冷静なドライビングで後続に90秒以上の差をつける圧倒的な勝利を果たした。これにより、今季は同レース第1戦の優勝、そしてニュルブルクリンク24時間レースの前哨戦である「ニュルブルクリンクQFレース(正式名称:ADAC 24H Nürburgring Qualifiers)」の2勝に次ぐ4勝目となり、ファルケンタイヤのグリップ性能と耐摩耗性能の高さを示した。