ディテール修正で最終デザイン決定
初代となる現行型パリセードは2018年に発売されており、登場から6年を経てのフルモデルチェンジとなる。
以前、予想CGを公開したが最新情報を入手、それをもとにディテールが修正されており、これが最終デザインとなりそうだ。
新たに判明したディテールだが、フロントエンドはグリルパターンがダイヤモンド形状からシンプルなスリット状に修正、その両サイドにはL字型に配置されたLEDブロックがインサートされる。また下部インテークもスリット状になると思われる。
側面も大きく修正された。タイヤハウスは弧を描くような形から、シャープなラインに変更。ドア下部のキャラクターラインは削除され、フラットになっているほか、フラッシュドアハンドルは、どうやら従来のものに変えられそうだ。
リアセクションではルーフスポイラーがコンパクトになり、LEDライトバーに接続するテールライトが、より垂直なLEDブロックへと変えられた。
かなりディテールが変更されているが、最新情報をベースとしているため、ほぼこのデザインで間違いないだろう。
撮影されたキャビン内も、当然次世代レイアウトにスイッチされているようだ。コックピットには2つのワイドなディスプレイで構成される1枚の曲面ガラスが採用され、おそらく12.3インチユニット(1つはインストルメントクラスター用、もう 1つはインフォテインメント用)をサンタフェと共有する可能性が高いだろう。また新設計のステアリングホイールは、最新のランドローバーで使用されているものに似ていることがわかる。
パワートレインの注目は、2.5リットルのハイブリッドシステムを導入するほか、初代モデルの3.8リットルV6に代わる、3.5リッターV6ターボチャージャーがラインナップされることだろう。どちらのユニットも、8速オートマチックトランスミッションと組み合わされ、駆動方式は、前輪駆動と全輪駆動が用意される。
パリセード次期型のワールドプレミアは2025年前半だが、日本市場導入はあるのか、注目される。