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日本のBEVシェアは何%?
燃料別メーカー別登録台数(乗用車)」は、文字通り、軽自動車や貨物自動車を除く乗用車の燃料別の登録台数を月別に集計したものだ。
分類は、ガソリン/HV(ハイブリッド)/PHV(プラグイン・ハイブリッド)/ディーゼル/EV/FCV(燃料電池車=水素)である。乗用車のデータなので、軽自動車は含んでいない。
月別/メーカー別のデータを2024年上半期(1~6月)で集計してみた。
2024年上半期の乗用車登録台数は123.4万台だ。
2024年上半期乗用車のパワートレーン比率
日本市場全体のパワートレーン比率は、次のグラフの通りだ。
BEV(データではEVと表記されている)は15,737台で全体の1.3%となった。PHEV(データではPHV)は21,430台で1.7%。HEVが761,939台で61.7%となっている。ここでいうHEVには、いわゆるマイルドハイブリッドも含まれているので、輸入車に多い48VのMHEVなどはここに分類されている。
BEV+PHEV+HEV=64.7%ということだから、なんらかの電動化比率は64.7%、ほぼ3台中2台が電動化車両となっているわけだ。
参考までに、イギリスのデータを見てみよう。SMMT(英国自動車工業会)が発表している2024年上半期は1,006,763台の新車売れている。
うち、BEVは16.6%、PHEVが8.1%、HEVが13.7%で電動化率は38.4%である。
メーカー別パワートレーン比率
ここからは、メーカー別のパワートレーン比率を見ていこう。重ねて書くが、あくまでも乗用車のデータで軽自動車含まれていない。