悪天候で滑りやすいグラベル路面を駆け抜けるレースとなったが、「ジオランダー」は優れた走破性で両選手の勝利を足元からサポート
「XCRスプリントカップ北海道」は北海道を舞台にクロスカントリーカーやSUVで競うスプリントラリー。「2024 ARK ラリー・カムイ」は同シリーズの第3戦で、約90kmの林道SSコースで競われ、毎年高速で駆け抜けるエキサイティングなレースが展開される。
優勝したのはXC-2クラスの番場彬選手/梅本まどか選手組(CUSCO YHジオランダー HILUX)と、XC-3クラスの塙郁夫選手/佐竹尚子選手組(トヨタRAIZEラリーコンセプト)で、横浜ゴムはオールテレーンタイヤ「ジオランダーX-AT(エックスエーティー)」、「ジオランダーA/T4(エイティフォー)」を供給。レース当日は悪天候で滑りやすいグラベル路面を駆け抜けるレースとなったが、「ジオランダー」は優れた走破性で両選手の勝利を足元からサポートした。
番場選手は2022年と2023年の2年連続でXC-2クラスのシリーズチャンピオンを獲得、塙郁夫選手/佐竹尚子選手組は2023年のXC-3クラスでシリーズチャンピオンを獲得している。
なお、併催された「全日本ラリー選手権」でもJN-4クラス、併設クラスのOP-1クラス、OP-2クラスの3クラスで優勝している。
2024年5月に発売された新商品「ジオランダーA/T4」はオールテレーンタイヤに求められるオンロード性能とオフロード性能を高次元で両立しながら、よりオフロードイメージの強いデザインを実現している。
一方、「ジオランダーX-AT」はオフロード感溢れるアグレッシブな外観と優れたオフロード性能に加え、オンロードでの快適性を両立している。
「ジオランダー」シリーズの高いオフロード性能はレースでも数多く実証されており、2024年は米カリフォルニア州で開催された世界で最も過酷なオフロードレース「King of the Hammers」の3クラスで優勝したほか、2023年は「アジアクロスカントリーラリー2023」で2年連続総合優勝(トップ3独占)を果たしている。