ドイツのチューニングメーカー「GeigerCars」は、シボレー「コルベットC8」の最新カスタムカーを発表した。
プレスリリースによると、GeigerCarsはより高性能で目を引くスタイリングにカスタムされた限定版シボレー「コルベット スティングレイ」で、創設45周年を祝うという。
GeigerCarsは、まずエンジンのアップグレードから始めたという。6.2L V型8気筒自然吸気エンジンは、驚異的な最高出力522PS、最大トルク652Nmを発揮するようにチューニングされている。このパワーは新しい吸気マニホールド、改良されたスロットルボディ、および改良されたエンジンソフトウェアによって得られたといい、これらのパーツは、Z51コルベットの高性能排気システムによって補完されている。
足周りでは、フロントに14.8インチ(378mm)のローターを締め付ける6ピストンキャリパーでブレーキシステムを強化。リヤには13.9インチ(355mm)のローターが装備されている。また、ハンドリングを向上させるために、「KW V5 Clubsport」コイルオーバーが取り付けられた。
さらに公開されたC8のダークグリーンの塗装と完璧なコントラストをなす美しいブロンズ仕上げの「OZ Ultraleggera HLT」ホイールセットも装着。新設計されたカーボンファイバーフロントスプリッター、リヤリップスポイラー、エアダクトが、アグレッシブな美観をさらに高めている。
インテリアは、シートが新しいライトベージュのレザーで装飾され、黒で布張りされた他のエリアには、ライトベージュのコントラストステッチが施されるなど、特別仕様となっている。
同社は、「コルベットC8スティングレイ45th」を限定版モデルと説明しているが、何台製造する予定かは明らかにしていない。わかっているのは、ドイツ市場での価格が14万9900 ユーロ(約2600万円)からになるということだ。