内部では「EQS」と同じトリプルディスプレイのハイパースクリーンを初採用か
現行型Sクラスは(W223型)は2020年に発売されており、現世代初の大幅改良となる。
これまで捉えたプロトタイプと最新情報をもとに、KOLESA RUが予想CGを提供してくれた。
もっとも大きな変更はフロントエンドだ。そこには、「スリーポインテッドスター」の形をしたLEDデイタイムランニングライトを備え、大型化されたヘッドライトユニットが装備される。これは昨年CLAコンセプトで初めてプレビューされたものだが、今後は他のメルセデスモデルにも導入される可能性がありそうだ。また、大きいだけでなくグリルと一体化されているのも特徴的だ。
そのグリルにも大きな変化が見られる。3つの水平のクロームスラットは継承されているが、下部へ向かって現行世代よりはるかに巨大化されている。そのほか2本の力強いスラットを備えたコーナーエアインテークも拡大されるなど、かなりアグレッシブな姿が見てとれる。
後部でも、LEDテールライト内部にメルセデスのエンブレムをあしらったグラフィックが配置され、メルセデス・ブランドを全面に押し出したデザインとなる。
キャビン内では、現在のタブレットタイプの縦長インフォテイメントスクリーンを廃止、フルエレクトリック「EQS」と同じトリプルディスプレイのハイパースクリーンを初採用すると噂されている。
パワートレーンは、最高出力442ps、最大トルク559Nmを発揮する3.0L直列6気筒ターボチャージャーエンジン、最高出力496psを発揮する4.0LV型8気筒ツインターボエンジンに、燃費の改善などが見られるかも知れないが、やはりハイライトはエクステリアデザインの大進化となりそうだ。