日本企業のホワイトハウスキャンパーが、日本未導入のスズキ「ジムニーシエラ」5ドアモデル専用の電動ポップアップルーフを開発したことを発表した。
ジムニーは、キャンピングカーへの改造を考えるときに最初に思い浮かぶクルマではないが、ホワイトハウスキャンパーは5ドアボディ向けのポップアップルーフを開発した。
レンダリング画像によると、この改造により高さが145~150mm増加。従来のように車外からはしごで登るのではなく、車内からルーフテントへ移動が可能になる。
ポップアップルーフを展開すると車内の高さが大幅に高くなり、キャビン内を自由に移動しやすくなる。大人2人が寝ることができるテントは電動で、簡単に操作が可能だ。また、ホワイトハウスキャンパーは、自然災害や緊急避難の際に役立つとも述べている。
現時点で日本導入は未定としているが、インドやオーストラリアなど、5ドアジムニーが販売されている市場で展開されるのは確実だろう。だが、5ドアジムニーは今後日本発売も予想されており、このポップアップが導入される可能性はありそうだ。
5ドアのジムニーシエラ日本導入は、おそらくライフサイクルの途中でのアップデート後に行われる可能性が高い。フェイスリフトに際してはハイブリッドパワートレインが採用されると予想されており、早ければ2025年内と予想される。また、2020年代末までに完全電動のジムニーが加わる予定となっている。
ジムニーシエラ5ドア専用電動ポップアップルーフは、7月20日〜21日に東京ビッグサイトで開催予定の東京キャンピングカーショー2024でワールドプレミアされる。