【フォーミュラE結果】ポルシェのウェーレインが世界チャンピオンに！ ニッサンは最終第16戦でローランドが優勝

FIAフォーミュラE世界選手権は7月20日～21日、シーズン10の最終ラウンドとなる第15戦、16戦ロンドンE-Prixを開催。タグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチームのパスカル・ウェーレインがドライバーズタイトルを獲得した。

フォーミュラEの10シーズン目の最終ラウンドは、週末に2レースを実施する“ダブルヘッダー”。イギリスの首都ロンドンのエクセル展覧会センターが舞台となった。

20日の第15戦において、ウェーレインは3番グリッドからスタート。タイトルを争うライバルであり、このレースをポールポジションからスタートしたジャガーTCSレーシングのミッチ・エバンスらと接近戦を展開。22周目にトップに立つと、最後までポジションを守りきってシーズン3勝目を手にした。

2位はエバンス。3位はエンビジョン・レーシングのセバスチャン・ブエミとなった。

第15戦の結果、ウェーレインがチャンピオンシップリーダーに浮上。また、ウェーレインと3ポイント差で選手権2位のエバンスと、7ポイント差で同3位のジャガーTCSレーシングのニック・キャシディも、タイトルの権利を持って最終戦に臨むこととなった。

21日の第16戦は、ポールシッターのキャシディがレースを牽引するなど、タイトルを争う3名のドライバーが中心となってトップ争いを展開したが、28周目にキャシディが接触により戦線を離脱する。これでチャンピオン争いはウェーレインとエバンスのふたりに絞られると、34周目にはウェーレインがエバンスを攻略に成功して2番手に浮上。ウェーレインはそのままエバンスの前でフィニッシュし、シーズン10のドライバーチャンピオンに輝いた。

第16戦の勝者は9番グリッドスタートながら、レースで強さを見せて順位を上げたニッサン・フォーミュラEチームのオリバー・ローランドで、シーズン2勝目を手にした。2位はウェーレイン、3位はエバンスとなった。

またチームチャンピオンは、ドライバーふたりが最後までタイトルを争ったジャガーが獲得した。

FIAフォーミュラE世界選手権 シーズン10 第15戦ロンドンE-Prix 決勝結果

FIAフォーミュラE世界選手権 シーズン10 第16戦ロンドンE-Prix 決勝結果

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