カルマオートモーティブ(Karma Automotive)が、新型スーパーカーを予告。ティザーイメージが公開された。
カルマは、EV新興の米フィスカーの前進であるフィスカーオートモーティブが破産後に買収され、2014年に新たに設立されたメーカーで、現在「レヴェーロGT」などがラインナップされている。
2023年秋には新型EV投入計画を発表。メディアを賑わせていたが、その後音沙汰がなかった。しかし、ついに沈黙を破り、ティザーを公開した。
8月16日に開催されるモータースポーツのイベント『ザ・クエイル』で発表される予定のこのモデルは、未来を垣間見る機会になるという。同社は詳細を秘密にしているが、謎のモデルのひとつが「GT-UVデザインスタディ」であることが確認された。
このコンセプトカーには、「コメットライン」と呼ばれる新しいデザイン言語が採用されるという。それだけでは情報不足だが、名前とティザーイメージから、ルシッド「グラビティ」に似たガラスルーフに流れ込む広いフロントウィンドウを備えた、洗練されたクロスオーバーのようだ。
また、ヒョンデ「アイオニック6」のような雰囲気を醸し出す「セクション分けされた」ボンネットとヘッドライトも確認できる。これらには、照明付きのカルマのロゴと、同ブランドの「カヴェヤ」に見られる「十字線」のモチーフが添えられている。
なお、新型モデルについてカルマは「私たちは超高級車部門でニッチな市場を切り開き、潜在能力を発揮し、車両を時間通りに納品し、会社をさらなる高みへと押し上げる旅の途中です」というコメントを発表。期待を抱かせている。
謎のモデルがアンヴェールするまで、あと僅かだ。