クルマのWi-FiとHDMI環境を強化してディスプレイオーディオがさらに便利になるKEIYO『AI BOX』&『APP HDMI IN』

純正・市販を問わず、ディスプレイオーディオ搭載車が続々と増えているが「スマホの画面が表示できない」「HDMI機器と直接接続できない」など、スマホやHDMI機器との連携がうまくできない場合も。そこで注目したいアイテムが『AI BOX』と『APP HDMI IN』。これさえあればディスプレイオーディオを120%活用できる!

SIM契約不要のWi-Fiルーターを内蔵したオールインワンAPPCAST

車載ディスプレイオーディオでスマホのYouTubeなどの動画コンテンツやGoogleマップなどを使いたい! そこで必要となってくるのが『APPCAST』(エーピーピーキャスト)と呼ばれる、手持ちのスマホをディスプレイオーディオに接続するための機器だが、ネットとの接続環境がスマホ経由しかないと、さまざまな制約が生じて使い勝手もあまり良くない。そこで登場したのがWi-Fiルーター内蔵のAPPCAST『AN-S129』である。

KEIYO『AN-S129(実勢価格:4万9800円/税込)』
初回10GBまで使えるSIM契約不要のプリペイドWi-Fiルーターを内蔵したAPPCAST。スマホでアプリを使っているように、カーナビでYouTubeやGoogleマップなどの視聴や操作が可能になる。

内蔵するWi-Fiルーター機能には、4大通信会社の中から最適な通信会社を自動で選んで接続する“クラウドSIM”を採用。購入時から10GBが付いており、面倒なSIM契約は一切不要。10GBを使い切ったら、専用サイトから必要な分だけチャージでき、料金プランも豊富に用意されているのだ。また充電池は内蔵せずにUSB電源を使用するため、耐熱性に優れているほか、USB電源が用意できれば自宅などどこでも使えるというメリットもあるのだ。

裏面がキーボードになっているリモコンが付属。2画面表示に対応し、フロントでナビ、リヤモニターで動画などを同時に楽しめるのだ。

車内のデータ通信用ポートに接続するだけでHDMI機器を存分に使いこなせる

HDMI入力のないディスプレイオーディオに、地デジチューナーやゲーム機、firestickTVなどのHDMI出力機器を接続できるAPP HDMI IN『AN-S134』。有線接続がメインのためWi-Fiのリソースを他に回せるという大きなメリットがあるのだ。しかもバッテリーレス設計で、高温に晒される車内に設置しても安心して使用でき、本体サイズも非常にコンパクト。出力端子はUSB-Aとなっているが、USB-Cに変換できるアダプタも付属。多くのCarPlay対応のディスプレイオーディオに接続できるようになっている。

KEIYO『APP HDMI IN AN-S134(実勢価格:1万9800円/税込)』

使い方は基本的にケーブルを挿すだけで、専用アプリなどの細かな設定は一切不要。気軽にHDMI機器を接続してディスプレイオーディオの大画面で楽しめるのが大きなメリット。また同社のオンラインストアでは地デジチューナーと組み合わせたお得なセットもラインアップ。ディスプレイオーディオで地デジ放送を楽しみたいなら要チェックのアイテムだ。

使い方は車両側のデータ通信用USBポートに差し込むだけ。電源もUSBから供給されるので、別途電源ケーブルの敷設も必要なし。
いちばん需要があると思われるのが地デジチューナーとの接続。同社のオンラインショップでのみでお得なセットも発売中。また、firestickTVなどのストリーミングメディアプレーヤーとも相性が良い。

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