不幸な事故が二度と起きないよう願ったアイテムなのだ

昨年大きな話題となった送迎バスでの子ども置き去り事故。ちょっとした不注意が重大な結果を招いてしまうことを考えさせられたが、このような不幸な事故が二度と起きないように開発されたのが、慶洋エンジニアリングの『こまもり』である。

ふたつのビーコンと無料の専用アプリをインストールしたスマホの位置関係によって置き去りを検知するというもので、Bluetooth接続によりスマホとペアリングしたビーコンのひとつを車内に、もうひとつを子どものバッグや服などに縫い付けて準備はOK。クルマと子どもからスマホだけが離れた場合に置き去りと検知し、警報を鳴らしてくれるのだ。

ふたつのビーコンとスマホの位置関係から車内への子ども置き去りを検知。簡易的だが十分に有効なシステムだ。
スマホとビーコンの位置相関図。スマホを持つ親や管理者が離れているのにクルマと子どもが同じ場所にいる場合のみ、アラートを鳴らしてくれる。

また応用として、複数の子どもたちにビーコンを渡すことで、みんなや管理者から離れてしまった子どもを検知できる『こまもりえんそく』も無料の専用アプリを用意している。商品購入は5月27日より、オートバックス店舗およびネットショップにて独占先行販売となっているが、当然のことながら一般販売も予定されている。

無料の遠足引率用アプリ『こまもりえんそく』を使えば、引率者から子どもが離れたときにアラートを表示。いち早く迷子に気が付くというわけだ。