【F1結果】メルセデスの1-2！と思いきや……トップチェッカーのラッセルが失格、ハミルトンが繰り上がり優勝

FIAフォーミュラ1世界選手権（F1）は7月28日、2024年シーズン第14戦ベルギーGPの決勝レースを実施。メルセデスのルイス・ハミルトンが優勝した。

27日の予選はウェットコンディションで行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが2番手よりコンマ5秒以上速い1分53秒159をマークしトップとなった。しかし、フェルスタッペンは新たなパワーユニットコンポーネントを使用したことにより10グリッド降格となったことで、予選2番手となったフェラーリのシャルル・ルクレールが繰り上がりで決勝のポールポジションを獲得。2番グリッドにはレッドブルのセルジオ・ペレス、3番グリッドにはハミルトンがつくかたちとなった。

RBから参戦している角田裕毅は18番手となったが、パワーユニット交換にともなうグリッド降格ペナルティを受け、決勝は最後尾の20番グリッドからスタートすることになった。

28日の決勝は快晴の下、ドライコンディションで始まった。

レース前半を引っ張ったのはハミルトンで、オープニングラップに2番手、3周目にはトップに立つと、ポジションを保ったまま2度目のピットストップまで快走。中盤からは1ストップ作戦を採ったメルセデスのジョージ・ラッセルがトップに浮上し、より新しいタイヤを履くハミルトンらを抑えてチェッカーまで走りきった。トップはラッセル、2位ハミルトンというオーダーでフィニッシュし、メルセデスがワン・ツーを飾るかたちとなった。

しかし、レース後にラッセルのマシン重量が規定の最低重量を下回っていることが判明し、失格に。これにより優勝はハミルトン、2位はマクラーレンのオスカー・ピアストリ、3位はルクレールというリザルトとなった。

角田は16位完走という結果でベルギーGPを終えている。

次戦の第15戦オランダGPは、8月23～25日に行われる。

2024年FIAフォーミュラ1世界選手権 第14戦ベルギーGP 決勝結果

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