巻き起こすか? EVのハイパーGT大旋風
同ブランドは、この新型ハイパーカーについて正式発表をしておらず、詳細は不明だが、ソーシャルメディアのチャンネルで公開されたコンテンツをすべて削除するのは、ブランドが何か過激なことを計画している場合にのみ行われる行為だ。
「新たな嵐が吹き荒れた。お楽しみに。」というメッセージが添えられた新型モデルは、ネヴェーラのハードコアバージョンと予想され、サーキット走行を念頭に設計されたものではなく、ハイパーGTである可能性があるという。
ネヴェーラは昨年、0から60マイル(97 kmh)までの加速1.74秒、1/4マイル8.25秒、0から400 km/h(249 mph)までの加速21.31秒など、数々の加速記録を樹立した、ニュルブルクリンクで最速のEVでもある。だが、ネヴェーラのパワーと直線での加速を考慮すると、ニュルブルクリンクで記録した7分05秒298は驚くべき数値ではないとブランド内で考えられている。実際、パワーは3分の1以下だが、マンタイキットを装備したポルシェ911 GT3は軽量でダウンフォースが大きいため、5秒速い。
では、リマックがネヴェーラのクアッドモーターにさらに馬力を追加し、車両重量を最大限削減、超粘着性ゴムとダウンフォースを大幅に増やすスポイラーを装備したと想像してみよう。ニュルでのタイムは7分を大きく下回り、加速数値も向上するだろう。
関係者によると、この新型モデルは、カリフォルニアで8月9日から18日まで開催される「モントレー・カー・ウィーク」でワールドプレミアされるという。果たして最強ネヴェーラの誕生か、それよりももっと過激なモデルなのか、答えが出るのはもうすぐだ。