ギラリと輝くジェネシスのフルサイズフラッグシップセダン
初代G90は2015年に「エクウス」後継モデルとして登場。メルセデス・ベンツ「Sクラス」やBMW「7シリーズ」などドイツの高級セダンを標的としたフルサイズセダンだ。
一方「マグマ」は、「ブランドを高性能領域に導き、パフォーマンスとラグジュアリーの境界を再定義、乗るたびに情熱と興奮をかき立てる体験を提供する」をコンセプトに誕生。現在は電動コンパクトSUV「GV60」やミッドサイズ電動SUV「GV80 EV」などを開発中だ。
日韓紙「コリアン・ヘラルド」によると、ジェネシスはすでにG90マグマの開発に取り組んでおり、現在導入されているコンパクトおよびミッドサイズのマグマモデルとは異なる、専用プラットフォームを採用するという。
G90マグマモデルに関する情報はまだ公開されていないが、他のマグマコンセプトのメリット、つまり高級感を犠牲にすることなくダイナミックな運転性能を向上させることが期待されている。ただし、大型セダンで実行するのは難しいと思われることからも、今後の対応が注目される。
G90は、メルセデス・ベンツ「Sクラス」や、BMW「7シリーズ」などに対抗するが、マグマバージョンでは、メルセデスAMGやBMW「M」が直接のライバルとなる。
G90はすでに豪華なキャビンと、優雅なプロポーションを持っているが、マグマはこれがさらに強化される。他のマグマコンセプトと同様に、ハンドリングを向上させるために、ボディの幅が広く、スタンスが低くなることを期待していいだろう。
来年にはGV60マグマが最初の生産モデルとして発表される。その後は、GV80EV、G90などに拡大される。