三菱ミラージュのセダン版だったダッジ「アティテュード」のベースモデルが変更!次期型に選ばれたのは……

ダッジ アティテュード ティザーイメージ
ダッジがメキシコ市場で販売するサブコンパクトセダン、「アティテュード」次期型のティザーイメージが公開された。アティテュードは、2006年から2014年にかけてヒョンデからOEM供給されていたが、2014年以降は三菱「ミラージュ」をベースとして販売されていた。しかし、次期型では、中国「傳祺」ブランドの「Trumpchi Empow」(トランプチ・エンパウ)ベースへ移行される。

アティテュードは2006年から2014年にかけてヒョンデからOEM供給されていたが、2014年以降は三菱「ミラージュ」をベースモデルとして販売していた。しかし、次期型では中国「傳祺」(GACモーター)ブランドの「Trumpchi Empow」(トランプチ・エンパウ)に変更される。

ダッジ アティテュード(2024年)
三菱 ミラージュG4セダン(2024年)
トランプチ・エンパウ
トランプチ・エンパウ

公開されたティザーイメージでは、スリムなヘッドライトと、黒い水平バー付きの大きなグリルを備えたフロントエンドが確認できるほか、筋肉質の吸気口とオフセットされたダッジバッジも見てとれる。

ダッジ アティテュード ティザーイメージ

ダッジは現段階で詳細を証していないが、エンパウはLEDヘッドライトと16〜18インチのアロイホイールを装備している。ボディサイズは、全長185インチ(4700 mm)、ホイールベースは107.7インチ(2736 mm)で、同ブランドの「ダート」よりわずかに大きい。

トランプチ・エンパウ

コックピットには、7インチのデジタルインストルメントクラスターと、10.25 インチのインフォテインメントシステムが期待できるだろう。また、アダプティブ・クルーズ・コントロール、自動緊急ブレーキ、渋滞アシストなど、多数のドライバー・アシスタンス・システムも利用できるほか、ハイビーム アシスト、車線逸脱警報、前方衝突警報、交通標識認識テクノロジーも搭載される。

トランプチ・エンパウ

パワートレインは、エンパウと共有するとみられ、最高出力170ps、最大トルク270Nmを発揮する1.5L直列4気筒エンジンを搭載し、7速DCT(デュアル クラッチ トランスミッション)が組み合わされるだろう。またハイブリッドバージョンも期待できるという。

「アティテュード」次期型のワールドプレミアは、今後数週間、あるいは数ヶ月以内と予想される。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…