市街地のアスファルト、山岳部のダート、そして密林のマッド路面など
多彩な路面や突然の天候の変化にも対応する耐久性と走破性を実現
アジアクロスカントリーラリー(AXCR)は、FIA(国際自動車連盟)が公認するアジア最大のクロスカントリーラリーで、タイを中心とした周辺国を舞台とし、1996年以降毎年8月頃に開催されている。ルートは毎年変わり、今年はタイ国内にてスタート/ゴールが設定され、アジアの特徴ある路面状況、自然、気候の中、総走行距離約2100kmで争われる。
同社は「TOYOTA GAZOO RACING THAILAND」とタッグを組み、この厳しいラリーに挑む。「TOYOTA GAZOO RACING THAILAND」は今回のラリーに3台の車両(トヨタ・ハイラックスRevo)を投入し、いずれもダンロップ「GRANDTREK(グラントレック)」が装着されている。装着されるタイヤは、このラリーのために一から開発。市街地のアスファルト路、山岳部のダート路、そして密林のマッド路等凹凸の激しい路面や突然の天候の変化にも対応できるよう、耐久性と走破性を強化している。
なお、 5月18〜19日に開催された同ラリーの前哨戦である「タイラリーレイド選手権 第2戦」では、「グラントレック」を装着した「TOYOTA GAZOO RACING THAILAND」のナタポン・アングリッツァノン選手が並みいる強豪を抑え見事優勝を飾っている。
2024年のAXCRに向けて「TOYOTA GAZOO RACING THAILAND」のドライバーは、このようにコメントしている。
●Mana PORNSIRICHERD選手
「アジアクロスカントリーラリーのスタートが待ち遠しいです。今回、素早い判断と優れたコントロールが求められる新たなルートへ挑戦することに、とても興奮しています。トヨタ・ハイラックスRevoとダンロップタイヤの性能が競技路面のあらゆる状況に対応出来て、間違いなく総合優勝出来ると信じています」
●Natthaphon ANGRITTHANON選手
「アジアクロスカントリーラリーへの参戦は、『TOYOTA GAZOO RACING THAILAND』チームの能力を証明する絶好の機会です。私たちは、ここ数カ月で共に開発したマシンとダンロップタイヤの性能に自信を持ち、このラリーで前哨戦に続いて優勝する準備ができています」
●Jaras JAENGKAMOLKULCHAI選手
「このラリーに参加できること、そして『TOYOTA GAZOO RACING THAILAND』という最高のチームの一員であることを誇りに思います。チームと協力し、ダンロップと共に大変効果的な事前テストを行ったことで準備に万全を期すことが出来ました。ラリー本番ではあらゆる困難に立ち向かい、最終的に成功出来ると確信しています」
■アジアクロスカントリーラリー2024「TOYOTA GAZOO RACING THAILAND」参戦体制