往年の自然吸気V10は終焉を迎え、4.0リットルV8ツインターボ+電気モーターが新時代を迎える
新型ハイパーカーはシルエットのみで、完全な姿こそ見せないが、一瞬息を呑むV8エキゾーストノートが聞こえる。
ティザームービーは、ウラカンが映し出され、往年の5.2リットルV10エンジンが搭載されていることが確認できる。回転数が上昇し続けると、激しいライトフラッシュが起こり、V10サウンドとともに電源が切れる。
続いて警告サイレンが鳴り響き、非常灯が点灯すると、テメラリオの4.0リットルV8ツインターボエンジンが轟音を立てて始動する。ランボルギーニでは、往年のV10時代は終焉を迎え、ウラカンのすべてのバージョンに動力を与えた5.2リッター自然吸気ユニットは今後使用されない。代わりに、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンに3基の電気モーターを組み合わせたハイブリッドが新時代へ向かうことになるのだ。同ブランドは、すでにこの新型エンジンが、最高出力800psオーバーで、最大トルク730Nmを発揮することを明言している。しかし、このモーターがテメラリオ専用なのか、フォルクスワーゲングループから調達されたのかはまだ不明となっている。
ランボルギーニの新時代を迎えるテメラリオの世界初公開は、8月16日となっている。