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通勤・通学の足として使うには、やはり維持費が安くつく軽自動車がうってつけでしょう。日々使用するものですから、経済性が高ければ言うことはありません。ここでは2024年8月現在、中古車市場で50万円以下で十分に購入可能な3車種をピックアップしてみました。
8代目(HA36S型/ HA36V型)スズキ アルト (2014～2021年)
中古車価格帯: 20～123万円 / 平均中古車価格: 71.5万円
燃費:25.8km/L(WLTC)/32.0km/L(JC08)
8代目スズキ アルトは、軽量なシャシーとコンパクトなボディが特徴の軽自動車です。特に燃費性能が優れており非常に良好な燃費性能を実現しています。特に平坦な舗装路の多い都市部での通勤・通学利用に適しています。また、中古車両価格も手頃で市場でのタマ数も豊富ですから、予算に限りがある場合や初めて車を購入する人にも向いています。中古車市場でのタマ数が多いため、走行距離の少ない中古車も多く見つかりやすいので、状態の良い車を見つけやすい点も魅力でしょう。
またトランスミッションはCVTと5ATのほか、マニアックな5MTも設定されています。予算が許せば一つ上の“走り”に特化したバージョンであるアルト ワークスという選択肢もあります。
詳細スペック:Ｌ(スズキセーフティサポート装着車)(FF) / 5BA-HA36S型
全長×全幅×全高(㎜)＝3395×1475×1475
ホイールベース(㎜)＝2460
エンジン：660cc 水冷直列3気筒DOHC
駆動：FF
最高出力：52ps(38kW)/6500rpm
最大トルク：6.4kgm(63Nm)/4000rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン
トランスミッション：CVT
車重(kg)：650
新車価格：97.9万円
※2020年発売当時のスペック
初代(LA300S/310S型) ダイハツ ミライース (2011～2017年)
中古車価格帯: 13～98万円 / 平均中古車価格: 55.5万円
燃費:35.2km/L(JC08)
ミライースは、ダイハツがミラの後継モデルとして開発した低燃費を追求した軽自動車です。軽量でシンプルな設計が特徴で、低燃費技術“e:S(イース)テクノロジー”を採用し、高い燃費性能を誇ります。日常の通勤や通学、買い物などの短距離移動において経済性が高く維持費も非常に抑えられるため、コストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。
シンプルな設計のため扱いやすさにも優れ、初心者ドライバーにも適しています。また、価格帯も幅広く、予算に応じた選択がしやすいのも魅力です。
詳細スペック:X(FF) / DBA-LA300S型
全長×全幅×全高(㎜)＝3395×1475×1490
ホイールベース(㎜)＝2455
エンジン：660cc 水冷直列3気筒DOHC
駆動：FF
最高出力：49ps(36kW)/6800rpm
最大トルク：5.8kgm(57Nm)/5200rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン
トランスミッション：CVT
車重(kg)：730
新車価格：102.8571万円
※2015年発売当時のスペック
初代(JG1/2型) ホンダ N-ONE (2012～2020年)
中古車価格帯: 30～190万円 / 平均中古車価格: 110万円
燃費:28.4km/L(JC08)
ホンダ N-ONEは、レトロで可愛らしいデザインが特徴の軽自動車です。見た目の個性と運転の楽しさを両立させたモデルで、特にシティユースに適しています。N-ONEにはホンダ独自の安全運転支援システム“Honda SENSING”を搭載したグレードもあり、安全性も高い1台となっています。燃費性能は他の“燃費第一”で作られた軽自動車などと比較すれば少し劣るものの十分な性能を持ち、日常的な使用では全く問題ありません。特に、スタイリッシュなデザインを好む方や、少し個性的な車を選びたい方におすすめの一台です。また、価格帯が広いため、予算に応じて選ぶことができ、カスタマイズ性の高さも魅力の一つです。
トランスミッションはCVTのみですが、走りを意識したRSグレードも存在していますし、『N-ONE OWNER‘S CUP』というメーカー主導の、ナンバー付き車両で参戦できるワンメイクレースも行なわれています。もちろんこの初代モデルでも参戦可能なので、「レースに参戦できる権利」というユニークな経済性も持ち合わせています。
詳細スペック: セレクト(FF) / DBA-JG1型
全長×全幅×全高(㎜)＝3395×1475×1610
ホイールベース(㎜)＝2520
エンジン：660cc 水冷直列3気筒DOHC
駆動：FF
最高出力：58ps(43kW)/7300rpm
最大トルク：6.6kgm(65Nm)/4700rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン
トランスミッション：CVT
車重(kg)：840
新車価格：144.65万円
※2019年発売当時のスペック
これらの軽自動車は、燃費が良く、維持費も非常に低いため、通勤・通学用の車として非常に実用的です。また、軽自動車は駐車場の問題が少ないため、都市部での利用にも適しています。