トーヨータイヤ・ブランドアンバサダーの川畑真人選手をはじめ、計8チームにオープンカントリーシリーズを供給
「XCRスプリントカップ北海道」は、2022年からシリーズ化した、クロスカントリー車両によるラリーレース。シリーズ第4戦の「ラリー北海道」は、FIA(国際自動車連盟)とJAF(日本自動車連盟)が開催する、未舗装路を高速で走り抜けるハイスピードグラベルラリー(未舗装路で行なうラリー)だ。
参戦車両は、帯広市を起点に陸別町や音更町など、山間部の林道に設けられた全行程約630kmのコースを最高100km/h以上のスピードで駆け抜ける。わだちのある林道や砂利道のコースを高速で走破するためには、ドライバーの高度なテクニックに加え、装着タイヤには高いレベルの悪路走破性と耐久性が必要となる。
今年は、トーヨータイヤ・ブランドアンバサダーの川畑真人選手がドライバーを務め昨年クラス優勝を果たした「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」、モータージャーナリストの竹岡圭さんがドライバーとして参戦する「圭rallyproject」、マツダの社員がドライバーを務める「TCP‐MAGIC」をはじめとした計8チームにオープンカントリーシリーズを供給し、サポートする。
●トーヨータイヤ・サポートチーム一覧
オープンカントリーは、SUVをターゲットとしたトーヨータイヤの主力ブランドで、1983年に誕生した。同社は、世界でも過酷な国際オフロードレースといわれる「ダカールラリー」や「BAJA 1000」などへのチャレンジで、数々の圧倒的な成績を収めてきた。また、それらの経験によって得られた知見を商品開発にフィードバックし、製品開発に生かしている。レースで培った高い基本性能とアグレッシブなパターンデザインは、大型SUVの本場である北米市場で高評価を得ている。
また、国内ではタイヤサイド部のブランド名や商品名を白い文字で立体的に表記した「ホワイトレター」を採用した商品が、アウトドアやファッションを志向するユーザー、カスタマイズを楽しむドライバーの間から支持を受けている。