圧倒的な走行性能とクリーンな環境性能を両立した次世代スーパーカーが『トミカ』に登場!

【トミカ × リアルカー オールカタログ / No.107 ランボルギーニ レヴエルト】
発売から50年以上、半世紀を超えて支持される国産ダイキャストミニカーのスタンダードである『トミカ』と、自動車メディアとして戦前からの長い歴史を持つ『モーターファン』とのコラボレーションでお届けするトミカと実車の連載オールカタログ。あの『トミカ』の実車はどんなクルマ?

No.107 ランボルギーニ レヴエルト (希望小売価格550円・税込)
No.107 ランボルギーニ レヴエルト リヤビュー

今までの『No.107 スバル サンバー ひまわり』に替わって2024年8月の第3土曜日に『トミカ』に加わったのが『No.107 ランボルギーニ レヴエルト』です。

ランボルギーニ レヴエルト 実車リヤビュー

ランボルギーニ・レヴエルトは、世界有数のスーパーカー・メーカーとして知られるイタリアのランボルギーニ社の次世代スーパーカーであり、アヴェンタドールの後継モデルとして2023年に発表されました。レヴエルトはランボルギーニのデザイン哲学と革新的なテクノロジーの融合を象徴するモデルであり、エンジン性能、デザイン、ハイブリッド技術の点で革新的な特徴を持っています。

レヴエルトのプラグインハイブリッドシステム。向かって右が前、左が後ろ。左右前輪にモーターが1個ずつ計2個、後方のエンジンには1個のモーターが組み合わされる。

レヴエルトは、ランボルギーニ初の量産ハイブリッドスーパーカーです。エンジンは新開発の6.5L V12自然吸気エンジンと前輪には左右それぞれ1つずつ、後輪には1つ、合計3つの電動モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載しています。合計で約1000hpを発揮し、0-100km/h加速は約2.5秒、最高速度は350km/h超と驚異的なパフォーマンスを誇ります。また、電動モーターは全輪駆動システムと組み合わされることで、優れたトラクションとハンドリングを実現しています。

なお。車名の「レヴエルト」とはスペイン語で「かき混ぜる」とか「混在」を意味する言葉で、ハイブリッド動力車にピッタリの名前ですが、同時に、ランボルギーニ社の伝統でもある闘牛関係の名前にちなんだものでもあります。レヴエルトは1880年8月1日にスペインのバルセロナ闘牛場で暴れまわった闘牛の名前でもあります。

速度や走行状況に応じて自動的に空力部品を調整するアクティブエアロダイナミクスシステムにより、リヤスポイラーは最適位置へ可変する。

さて、レヴエルトのデザインは、ランボルギーニの伝統を継承しながらも、未来志向のアプローチが採用されています。シャープなエッジと大胆なライン、アグレッシブなスタイリングが特徴で、空力性能を最大限に引き出すための工夫が随所に見られます。特に、速度や走行状況に応じて自動的に空力部品を調整するアクティブエアロダイナミクスシステムの導入が特徴で、これにより高速域での安定性とダウンフォースが最適化されるため、サーキットでも公道でも圧倒的な走行性能を発揮します。

レヴエルトのコクピット。スポーティでシンプルにまとめられているが、よく吟味された高級素材が使用されている。

インテリアには、先進的なデザインと高品質な素材が使用されており、スーパーカーならではのスポーティさとラグジュアリーさが兼ね備えられています。デジタルインストルメントクラスターと大型タッチスクリーンが採用され、ドライバーに必要な情報が直感的に提供されます。また、ランボルギーニのインフォテインメントシステムには、最新のコネクティビティ機能が搭載されており、ナビゲーションやエンターテインメント、車両の設定が簡単に操作できます。

レヴエルトは圧倒的な走行性能を持ちながらも環境に十分に配慮された次世代のスーパーカーだ。

レヴエルトはランボルギーニのハイブリッド技術への本格的な取り組みを示すモデルです。リチウムイオンバッテリーを搭載しており、フル電動モードでの走行も可能な、いわゆるPHEV(プラグイン・ハイブリッド車)です。これにより、都市部での排気ガスを出さない“ゼロエミッション走行”が可能であり、環境への配慮がなされています。さらに、ハイブリッドシステムによる燃費の向上も図られており、スーパーカーとしての圧倒的な走行性能を維持しながらも、持続可能な未来を目指すランボルギーニの姿勢が反映されています。

ランボルギーニ・レヴエルトは、スーパーカーの枠を超えた次世代のハイパフォーマンスカーと言えます。圧倒的な動力性能と電動化技術の融合、先進的なデザインと空力性能、そしてラグジュアリーなインテリアと最新のテクノロジーが、一体となって新たなドライビング体験を提供します。環境への配慮も兼ね備えたこのモデルは、ランボルギーニの未来を象徴する一台であり、自動車業界全体にインパクトを与える存在なのです。

『トミカ』に加わった『No.107 ランボルギーニ レヴエルト』は、この次世代のスーパーカーの魅力をよく再現しています。ぜひあなたのコレクションに加えてみてください。

No.107 ランボルギーニ レヴエルト(初回特別仕様) (希望小売価格550円・税込) *初回のみの特別仕様(特別色)です。
No.107 ランボルギーニ レヴエルト(初回特別仕様)リヤビュー *初回のみの特別仕様(特別色)です。

■ランボルギーニ レヴエルト 主要諸元

全長×全幅×全高(mm):4947×2266×1160

ホイールベース(mm):2779

トレッド(前/後・mm) :1720/1701

車両重量(kg):1772

エンジン形式:V型12気筒

排気量(cc):6498.5

最高出力:607kW(825ps)/9250rpm

最大トルク:725Nm(73.9kgm)/6750rpm

フロントモーター: eアクスル 220kW(298ps)/3500rpm

リヤモーター: P2-P3 電気モーター 110kW(149ps)/10000rpm

システム総合最高出力: 746kW(1029ps)

トランスミッション:8速AMT

サスペンション(前後):ダブルウィッシュボーン

ブレーキ(前後) :ベンチレーテッドディスク

タイヤ:(前) 255/35ZR20 (後)345/30ZR21

■毎月第3土曜日はトミカの日!

No.76 ダイハツ ハイゼット JAF ロードサービスカー (サスペンション可動/後部ドア開閉・希望小売価格550円・税込)

毎月第3土曜日は新しいトミカの発売日です。2024年8月の第3土曜日には、上でお伝えしているように、それまでの『No.107 スバル サンバー ひまわり』に代わって『No.107 ランボルギーニ レヴエルト』が登場します。また、それまでの『No.76 スバル WRX S4 STI Sport R EX』に代わって『No.76 ダイハツ ハイゼット JAF ロードサービスカー』が登場します。

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