アストンマーティンは現在、新型スーパーカーを開発中だが、そのティザームービーが公開された。
この新型スーパーカーは「DBS」後継モデルとみられ、「ヴァンキッシュ」の名称が復活することが99%濃厚とされている。
初代「V12ヴァンキッシュ」は2001年に登場した2ドアクーペ。2代目は2012年から2018年まで製造され、復活となれば6年振りとなる。
公開されたティザーでは新型ヴァンキッシュ自体は出現しないが、サウンドをプレビューする34秒のクリップがみられる。
これまで捉えたプロトタイプや情報から、新型ヴァンキッシュは、楕円形ヘッドライト、急勾配のGTライン、巨大なオープングリル、巨大なブレーキ、リヤディフューザーを持ち、ボンネットにはモンスターエンジンの冷却用通気口が配置されるという。また、リヤセクションでは他のアストンマーティンモデルと差別化された、コンパクトなLEDテールライトが装備されると予想される。
新ヴァンキッシュのプラットフォームとボディは現行DB12と共有。パワートレインには、2基の改良されたターボチャージャーが装着されるほか、V12のカムシャフトも変更され、より強力な燃料インジェクターが取り付けられる。その結果、最高出力835ps、最大トルクは1000Nmを発揮。「DBS 770アルティメット」の最高出力760ps、最大トルク900Nmはもちろん、新型フェラーリ「12Cilindri」が搭載する6.5L自然吸気V12エンジンの830psをも凌駕する。
新型ヴァンキッシュは、「近日公開」とされており、早ければ今後数週間のうちにワールドプレミアされる可能性もありそうだ。