注目は、エコロジカル素材のインテリア
「電気」+「カロック」から生まれた「エルロック」は、「MEB」プラットフォームを採用。全長は人気だったカロックよりわずかに大きい4.5mと予想され、「広々とした非常に実用的なインテリア」を備えた「理想的なファミリーカー」になるだろうと噂されている。
注目されているのは、同社が環境に優しい素材に注力している点で、ロフト、ロッジ、スイート、スタジオと呼ばれる4つの異なる内装テーマで提供されるという。ロフトは、78%リサイクルPETで作られた素材であるRecytitanを採用、エルロックは、高品質の糸と生地に、加工された「使用済みリサイクル衣類」を採用した最初のシュコダ車になる。同社によると、シートカバー、ドアパネル、ダッシュボード、アームレスト、膝パッドにRecytitanが使用されるとのことで、この素材は「快適性、耐久性、持続可能性の完璧なバランス」を提供すると付け加えている。
キャビン内は、「シンプルさ、広さ、すっきりとしたライン」を提供するモダンソリッドデザインを採用すると発表されており、ティーザースケッチから、このモデルには独立型インフォテインメントシステム、アンビエント照明、ミニマリストなセンターコンソールが搭載されると思われる。また、細身の通気口やデジタルインストルメントクラスターらしきものも確認できる。
パワートレインに関しては、MEBプラットフォームをベースに4種類のパワートレインで提供することがわかっている。現在把握している2グレードのうち、エントリーグレードには55kWhのバッテリーパックと、最高出力 170psを発揮するリアマウントモーターが搭載され、上位モデルには、82kWhのバッテリーと最高出力299psを発揮するデュアルモーターが搭載される。これにより、WLTPで最高速度 112 mph (180 km/h) に達し、348 マイル (560 km) 以上走行できるという。