【北米日産】インフィニティがSUVのみに!?「Q50」の生産終了でラインナップからセダンが消滅! 次期モデルはEVで復活か?

インフィニティ Q50
インフィニティのセダン「Q50」が、2025年にも生産終了となることがわかった。

Q50は「Q40」後継モデルとして、2013年の北米国際オートショーで初公開された同ブランドのエントリーセダンだ。現在までの11年間、小幅変更はされているものの大幅改良はなされておらず、2014年モデルと2024年モデルを見分けるのは難しいほど。インフィニティは2019年に「Q70」を廃止、2022年にクーペ「Q60」も生産終了したため、Q50はSUVではないブランド唯一のモデルとなっている。

インフィニティ Q50

Q50は2016年に米国市場において4万4007台を販売したが、それ以降は毎年減少。2018年には3万4763台、2019年には2万5987台を販売しているが、2024年も減少傾向は続くと予想されている。実際、今年は第2四半期までに2839台しか販売しておらず、これは前年比11.1%の減少だ。これをみれば廃止も致し方ないだろう。

インフィニティ Q50

Q50が廃止される2025年以降は「QX60」「QX80」「QX55」「QX50」といったクロスオーバーSUVがラインナップの主役となるが、2027年にもQ50をはじめクーペ版のQ60、さらに大型のQ70の後継モデルとなるフルエレクトリックモデルが計画されているという。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…