日本のモータースポーツ総合雑誌として長い歴史を持つ『auto sport』。同誌は『モーターファン』の別冊として産声をあげると、1964年に『AUTO-SPORT』と誌名をあらためて実質的な創刊となった。
当初は季刊誌であったが、その後は月刊や週刊、隔週刊など、その時々に合わせて刊行スケジュールや形態などを変化させてきた。現在、月刊誌となっている『auto sport』は2024年に創刊60周年を迎えている。
これを受け同誌は、60周年の節目を記念した「創刊60周年特別企画」として付録&プレゼントキャンペーンを実施。同キャンペーンは通巻1600号となる、8月29日発売の2024年10月号から3号連続で実施される。
その第1弾となる10月号では、1964年の創刊号を元にした、全48P構成の「本誌創刊号抜き刷り小冊子」を特別付録とされている。さらに、付録小冊子の裏表紙に掲載されているURLおよびQRコードにアクセスすると、誰でも無料でデジタル版の創刊号を全ページ閲覧することができる。
また、10月号は創刊号でも掲げられていた「ニッポンのものづくりを応援する」ことをテーマに、スーパーGTシリーズ GT300クラス特集が組まれている。
コスト管理や公平性を狙い、ワンメイク化が進んでいる昨今のモータースポーツシーンにおいて、GT300クラス(旧GT2クラス)は設立当時から一貫して比較的自由度の広い車両開発が許可されている数少ないカテゴリーのひとつであると同時に、日本のものづくりによる“競争”を目の当たりにできる貴重なフィールドでもある。
「絶滅危惧種を守れ。」と題されたGT300クラスの特集では、GTA-GT300規格の現役車両であるGAINER TANAX Z、HOPPY Schatz GR Supra GT、SUBARU BRZ R&D SPORTの3車の車両解説や開発を巡るストーリーを掲載。
さらに、1994年から現在に至るまでの出場全車を写真付きで紹介しており、GTファンなら持っておいて損はない一冊となっている。
auto sportの創刊60周年特別企画の第2弾となる11月号(No.1601/9月28日発売)には、ホンダF1参戦60周年スペシャルステッカーがとじ込み付録として全冊についてくる。
続く第3弾となる12月号(No.1602/10月29日発売)では、応募者全員プレゼント企画を実施。この企画に応募したかたから抽選で2000名には、本物のCFRPで制作された『オートスポーツ特製リアルカーボン製カード』が贈られる。くわえて、当選からもれてしまった方には、本企画限定の『オートスポーツ創刊60周年記念ステッカー』が進呈される予定となっている。