やっぱりGT3 RSは水平対向6発よ!
捉えたプロトタイプのフロントエンドは、現在の生産モデルと同一のように見えるが、これはポルシェが、改良新型に搭載されるであろう、新設計されたフロントバンパーとヘッドライトのテストを開始する準備がまだできていないことを示している。
ただしリアエンドでは、目に見える変更がいくつかあるようだ。
たとえば、バンパーのコーナーに新しいエアアウトレットが装備されているように見え、LEDテールライトが刷新されている。現行のダウンフォース860kgよりさらに増加が見込まれそうな巨大スワンネックスポイラーを装備、カレラ同様にイルミネーティッド「PORSCHE」ロゴが配置されるだろう。さらに、ディフューザーにもいくつかの変更が加えられたようだが、これはおそらく、効率性を向上させると同時に、GT3 RSをこれまで以上にアグレッシブに見せることを目的としているのだろう。
アップデートされた911 GT3 RSのインテリアはまだ撮影されていないが、フェイスリフトされた992.2世代では、オールデジタルのインストルメントクラスターに切り替わるとされており、GT3やRSも同様の改良がなされる。
電動化が徐々に進められるポルシェだが、果たしてGT3 RSはどうなるのだろうか?現在最新情報では、自然吸気4.0リットル水平対向6気筒エンジンが維持され、電動化は導入されないという。つまり最高出力535psを発揮、約3.2秒で時速100kmに到達するパフォーマンスを持ち、EVでは味わうことのできない官能的走りやサウンドを楽しむことができるだろう。
992.2世代GT3 RSのワールドプレミアは、2024年内が有力で、価格は200,000ポンド(約2900万円)程度と予想される。